反逆次郎の恋
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(2件)

知的100.0%

  • ********

    4.0

    戦いとしての恋愛

    2006年。石井裕也監督。引きこもり系の男はどうせチビでデブでどうせもてないとあきらめている。しかし、ある日工場に勤める女に一目ぼれして、、、。どちらが主導権を握るかという、成熟しているとは言い難い若者たちの不器用な恋が、いきつくところまでいくとどうなるかをわかりやすく描いた話。「川の底からこんにちは」「剥き出しにっぽん」と見てくると、この監督がダメな人間に興味があるのがわかりすぎるほどよくわかる。嫌いではない。 しかし「戦いとしての恋愛」が自分が変わることへの脅えであり、お互いに変わりたくないばかりに相手を傷つけるというのはいかにも貧しい。その貧しさをそのまま描いてしまうあたりが「川の底~」なんかとずいぶん違います。恋がはじまりそうになり、関係をもちそうになるところで死体を見てしまうというのが決定的。その先へと変わっていくのを自分で拒否して引きこもる。その貧しさがチックとして顔面に現れています。 引きこもり青年が引きこもりを選んでいくというどうにも出口がない映画です。

  • fna********

    2.0

    石井監督が描く、現代の男と女

    石井裕也監督作品はすべて観ている。その中でもこの「反逆次郎の恋」は疑問符が 多くついてしまう作品だ。「やられるまえに、やらなきゃ」という意味深な言葉が 最後の最後まで頭に残ってしまう。 石井監督の作品の中に一貫して描かれる「男女」の関係。そしていつも、その関係はかなり屈折して 描いている。 「男女」の関係の中でも、「性」というものをテーマにした作品が石井監督の出世作 「剥き出し日本」なら、この「反逆次郎」は「男と女の関係性」というものがテーマなのだろうか? 女に服従するくらいなら、男は女を征服してしまえ!とも言わんばかりのこの映画。 石井作品にしては、中だるみが多く、石井監督自身の出演しているシーンが多いのが特徴だ。 観賞後、一体、主人公は何に反逆をしようとしたのか?また、この映画を貫いている「ばけもの」の 存在とは何なのか?明確でなさすぎて不満が残ってしまう。 まぁ、女性にはウケない作品であることは間違いない。 また、知的障害者を主人公にしているから(「ばけもの模様」にも同様なコンセプトがある) 目くじらを立てて嫌悪感を出す人もいるかもしれない。 とにかく、これまで観た石井ワールドは完璧なくらい完成度が高かったので、この「反逆次郎」を観ると ああ、石井監督もスキがあるなと少し安心してしまった。ま、若さゆえのトンガッた作品だな。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
反逆次郎の恋

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日
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