あらすじ・解説
原子力発電所の臨界事故が起こった町で、5年目の浪人生活を送る祐一郎(渡辺一志)。しかし、予備校にはろくに行かず、恋人の恵子(小野まりえ)とも疎遠になっている。その上、医者になってほしいと願う母親(桃井かおり)の知らぬところで、借金を作っていた。大金が必要な祐一郎に、友人の甲斐(峯田和伸)が放射能の臨床試験のアルバイトを紹介するが……。
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作品レビュー(26件)
- oir********
2.0点
「核被爆」が主題なのは間違いないとして、描かれた内容から作品に込められたメインメッセージは何だったのか?となると口ごもってしまう。 個人的にはどこか自虐めいた投げやりなアイロニーとでも言える印象がおぼろげに浮上しただけ。 まぁそれで十分意義はあったのかもしれない。分からんけど・・・ 一つ不満だったのは主役男子の演技。 他作品でも似たような演技を見せられたが、素人目には2.5流レベルとしか感じられず、一線級の俳優が演じたらもう少しポジティブな印象へと高まったのではと思われてならない。 とはいえ、監督が良しとした俳優であり演技なのだから、そこからトータルとしての製作意図を探り出すのが視聴者の義務でもあるのだろう。それは私にはできなかったというだけの話。 1.8の二つ星
- おおぶね
4.0点
川上弘美が『神様2011』(講談社)という本を出している。『神様』を最初に出したのは1993年だそうで、それ以来の改訂だ。古い版と新しいバージョンが併読できる。 熊さんにも「あのこと」以来の記憶が残っている。 くまにさそわれて散歩に出るのだが、気になるのは放射線量である。 ガイガーカウンターも使わなければならない時代になっている。僕も使ったことがあるけれど、放射能物質に近づくと音が徐々に早まってきた。別に音を出さなくても測れるのだが、同僚が「サウンドを入れると臨場感が出るよ」と話していたからスイッチを入れていたのだった。 ということで、こんな映画がリアリティをもってくるというのは怖い。
- tom********
5.0点
この作品に出会った人、必ず見てください。実は、原発の話なんです。3年前に上映されたにも関わらず、時代の闇に葬られようとしています。本当に大事なことは、メディアは教えてくれません。出会った人は、見てください。
- wat********
2.0点
ネタバレ良くできた自主映画
このレビューにはネタバレが含まれています。 - abe********
2.0点
奥監督の映画二本目でこうした感想は失礼かと思いますが、もう少し楽しめる映画を作りながら、時々、こうした映画に取り組めばいいのではないでしょうか。 楽しめる映画を作れない監督は、やはりレベルが高くないと自分は思ってます。 こうしたテイストの映画ばかりでは、一般的に客は増えず、次回作が撮れなくなるのではないでしょうか?
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