おおぶね
4.0点
川上弘美が『神様2011』(講談社)という本を出している。『神様』を最初に出したのは1993年だそうで、それ以来の改訂だ。古い版と新しいバージョンが併読できる。 熊さんにも「あのこと」以来の記憶が残っている。 くまにさそわれて散歩に出るのだが、気になるのは放射線量である。 ガイガーカウンターも使わなければならない時代になっている。僕も使ったことがあるけれど、放射能物質に近づくと音が徐々に早まってきた。別に音を出さなくても測れるのだが、同僚が「サウンドを入れると臨場感が出るよ」と話していたからスイッチを入れていたのだった。 ということで、こんな映画がリアリティをもってくるというのは怖い。
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