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BALLAD 名もなき恋のうた
2009年9月5日公開

BALLAD 名もなき恋のうた

1322009年9月5日公開

cyborg_she_loves

2.0

今となっては

2002年にアニメ映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」が大ヒットしたので、それを今度は実写で、しかも草彅くんとガッキーちゃんという大人気俳優さんたちを登場させて、リメイクした作品。もとのアニメ以上に大ヒットしました。  しかしそれは、もとのアニメの人気と、草彅・新垣という俳優さんたちの人気とに後押しされてのヒットであって、そういうブームが一段落した今の目で見れば、そんなに大騒ぎするほど面白い映画でもないかな、という気が私はします。  出演者の誰かが大好きで、その人が映ってるのを見てるだけで楽しい、というのでない人がこれを見たら、ナンセンスすぎて馬鹿馬鹿しくなってきて、そのうち見てるのが嫌になる人は多いだろうな、と思う。  こういうナンセンス・ストーリーって、アニメで見てる分には不思議にそのナンセンスさが気にならずに単純に楽しめるものですが、こうやって大規模なセットを構えて実写化したら、見てるこっちにはどうしても、本物の現実と比較する視点が生まれてしまう。  そうしたら、真一が(まだ小学生で歴史の知識もほとんどないはずなのに)戦国時代にタイムスリップしたことを一発で理解したり、その真一の「未来から来た」という話を戦国時代の武将たちがこれまた大して困難もなしに一発で理解できたり、ストーリーの不自然さがどうしても気になってしまう。  戦国時代の合戦にいきなりオフロードカーが突っ込んできたら、そりゃ最初は驚くでしょうが、鉄砲も爆薬も持ってる軍勢にとっては、やっつけるのにさほど苦労する相手でもないでしょう、とか。  この映画、公開された当時は私も結構わくわくしながら見てた記憶がありますが、いま久しぶりに見返したら、かつてのような興奮はもうどこにもなく、退屈を我慢して最後まで見るのに苦労しました。

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