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火天の城 (2009)

監督
田中光敏
  • みたいムービー 265
  • みたログ 1,026

3.22 / 評価:616件

切り口はいいが過剰なお涙情緒劇には辟易

  • oir***** さん
  • 2020年10月9日 22時26分
  • 閲覧数 87
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

戦国時代における築城がテーマとのことで好奇心が高まる。
さぞや本物の宮大工職人の手わざを堪能できる内容に違いないと期待は大きかったが、残念ながらその願いは叶わなかった。
※殆どはCGのようだが、本物の組み継ぎによる工作が行われたの確か。その見事な仕事ぶりこそ見たかったのだが・・・

代わりにこれでもかと在り来たりな人情・情緒劇が盛り込まれ興ざめ。
芝居も若手がどうも頂けず、ベテラン勢もそれほどよく見えなかったのは明らかに監督演出の不手際と思われる。

おまけに信長暗殺エピソードまで見せられた時には、そこまで組み込まなくていいだろうとうんざり。
あれだけ大人数の暗殺団が侵入していたということであれば、無実と思われる職人も家族も厳しい拷問で大分粛清されることになるだろうが、それを端折ってしまったのは間抜けな手落ち。

クライマックス、メインの大柱緊急切断の場面は棟梁の説明だけでは建築関係でないとなかなかわかり辛かったのではなかろうか。
そして、その場面が無事済んだら内装工事描写もなくいきなり城完成、ENDとなってしまいこちらもトホホと呆れ疲れという感じ。

なんて愚痴ばかりになってしまったが、木曽ヒノキ探しの森林描写は良かったですね。
一般的な杉林なんて陰気臭くて山道を歩いていても嫌になるけれど、ご神木用のヒノキ林は明るくてとてもきれい。本当に林業伐採用の林かどうかは分からないけれど。

そのご神木用のヒノキを伐採した木曽の杣人が打ち首になる場面の演出もどうにかならなかったのかなぁとか・・・

あれだけの役者を揃えていながら心苦しいが総評二つ星

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