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ボローニャの夕暮れ (2008)

IL PAPA DI GIOVANNA

監督
プピ・アヴァティ
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3.70 / 評価:40件

度外れの、パパの優しさ、ママの我がまま。

  • 百兵映 さん
  • 2018年3月21日 20時45分
  • 閲覧数 131
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

 原題が『Il papà di Giovanna(=ジョバンナのパパ)』。(誰が『ボローニャの夕暮れ』などと訳した? まるで見当外れ。)ジョバンナのパパを描いた映画なのに。

 ミケーレは、ご立派な父親で、私などはとても足元にも及ばない。問題は“ジョバンナのママ”・デリア。私の目はもっぱらこっちに向いてしまう。とんでもないママだ。

 「生活のための結婚」のいきさつから、「義務のため」の妻であり母であった。世が世であったらもっと幸せだった、と思い続けている。当然、家族愛というものはない。そして、隣家の(妻を亡くした)独り暮らしの警察官に思いを寄せている。とんでもない女だ。

 娘の一大事にも、夫とともに奔走するでもなく、冷めた生活をする。夫(つまり、ジョバンナのパパ)から、(気を利かした?)別居・離婚の申し出、隣人との同居・結婚の薦めにもスンナリと乗ってしまう。その隣人警察官が終戦と同時に戦犯として処分されると、さっさと別の男と映画の鑑賞などに出かける。とんでもない奴だ。

 こういうとんでもないママに、娘が「一緒に……」と声をかける。笑顔で答えるママ。同意するパパ。どうなっとんじゃ。これで立派なパパか。家族の絆か。解せんなぁ。

 こういう内容で、『ボローニャ……』とか『夕暮れ』というタイトルにしたら、そりゃあ日本の、特にご婦人の間では受けるでしょうよ。

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