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キューティ・バニー

キューティ・バニー

THE HOUSE BUNNY

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3.0

猿も木から落ちる

ある意味、2009年最も期待していた作品。年齢のため追放されたプレイガールが、存続の危機に瀕する大学サークルの寮母になり、イモだらけのサークルメンバーをホットに変身させ新入会員の獲得を目指す…というプロット。 ◆ ここ10年くらいのハリウッド映画、特にガーリーなコメディあるいは学園映画を追い続けた者としては、期待しないのは無理というくらい豪華なキャスト&スタッフなのである。  『恋のからさわぎ』(未)『キューティ・ブロンド』『アメリカン・ピーチパイ』(未) と全て傑作だったカレン・マックラー・ラッツ&キルステン・スミスの女流脚本家コンビ。  現役最高のバカ女優アンナ・ファリス×アダム・サンドラー率いるHappy Madison製作という組み合わせは傑作『ホット・チック』(未)と同じ!  脇を固めるのはイチオシのカット・デニングス(『キミに逢えたら!』)にエマ・ストーン(『スーパーバッド』)、そしてコリン・ハンクス!  さらに衣装デザインはモナ・メイ!(『クルーレス』『ロミーとミッシェルの場合』『ウェディング・シンガー』『恋は負けない』…『魔法にかけられて』) ◆ これだけの要素が揃っているにもかかわらず、イマイチ。自分には嘘はつけないので★★★。監督フレッド・ウルフは知らない人。この人を戦犯にしたいところだが、そもそも脚本がおかしいんじゃないかと思う。焦点がぼやけた話。   アンナ・ファリスとエマ・ストーン(やや力不足)の恋は成就しても嬉しくも何ともない。カット・デニングスとコリン・ハンクスは意味なし。プレイガールであるアンナ・ファリスの描き方は『キューティ・ブロンド』のリースと比べてずいぶん退行してないか??あれだけ先進的だったのに…。   アメリカ特有のフラタニティ(=大学のサークルみたいなもん)は舞台として面白くない。アルファ、ミュー、ラムダ、オメガとかギリシャ文字のサークル名。『ビバヒル』の昔から『ザ・スカルズ』なんてミステリー崩れもあったけど、面白かったのは『アダルト♂スクール』くらいか。ハイスクールに比べてカレッジものは傑作が少ない。 ◆ アンナ・ファリスはほぼ全編、全身の80%強を露出し続ける熱演。それでいて下品にならず健康的かつ可愛い。フラタニティ・ゼータの面々(イモ)の変身も見事。間違いなくモナ・メイの功績でしょう。名前を覚える時に声が変わるギャグは面白かった。それと、歌声も披露した妊婦学生役のキャサリン・マクフィーは美しかった。   期待しすぎなければ、みんなキュートだし、全体的に楽しい。だけどねー。   アンナ・ファリスの映画なら『ママ男』なんて駄作より "Waiting..." "Just Frends" "Smiley Face" をリリースして。DVDスルーでいいから!

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