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扉をたたく人 (2007)

THE VISITOR

監督
トム・マッカーシー
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  • みたログ 1,172

4.01 / 評価:366件

音は心だ!魂だ!

  • kao******** さん
  • 2010年12月19日 0時45分
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

愛する者を失う辛さは苦しいものです。亡くなる辛さ。

そして、もうひとつ。生きているのだけれど
さっきまで、温かな時間を共に過ごしていた愛する人に
もっとずっとそばに居たくて、どうしようもないけれど、
愛するぬくもりや、慰めや、肌の温かさだってまだ
この手に残っているのに。
どんな理由にせよ、阻まれて、これからの時を
共にすることのできない辛さ。
どっちが辛いでしょうか。私は後者の経験があるために
涙が落ちてどうしようもありませんでした。

そして「音楽」。「音楽」は「音」を「楽」しむこと。
今作を観て改めて思いました。

国籍なんて関係ない。言葉が伝わらなくていい。
どんなにかたぶつでも、だらしなくても。
偉くても、バカヤローでも。
陽気でも、陰気でも。
幼児だろうとおとしよりだろうと関係ない。
もちろん上手くなくたっていい。

高い楽器なんていらない。
バケツでいい。缶でもいい、おもちゃのラッパでいい。
音を奏でる楽しさがこれほど表現されてゾクゾク
しました。あの公園で一緒に叩きたかった。踊りたかった。

音が重なるにつれ、音は力になり、大きなパワーと爽快感
に満ち溢れ、思わず笑顔がおふれてくる。

音はハートです。言葉を超えた魂だと感じました。
ドラム経験のある私は、これまたシャンベを叩きたい!とムズムズ。
共感できる人達と音を重ね、合わせ、晴れた公園で。
もちろん日常の子供との遊びの中だっていい。
明日にでも買いそうな勢いです。。。

精神的に不安定な時は、音や歌を聴く元気すらなくなる事が
あります。でも、その時間を乗り越えて、振り返ってみた時、
あの辛かった日々によく流れていた曲だ。と思い出してみたり、
げ!この曲アイツと付き合ってた時の曲だ・・

と、心にふと残っている時がありませんか?
音は耳に直球で入ってきます。
自身の心地よい歌、聞くのか、奏でるのかわかりませんが
「音」は「心」とつくづく思いました。

・・そして心に残った「・・・なフリをしているだけ」とウォルターが
言ったセリフが心に響きました。私もそうなのではと思ってみたり・・・
本当にいい映画でした。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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