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花と兵隊 (2009)

監督
松林要樹
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  • みたログ 21

3.13 / 評価:8件

兵隊はなぜ帰らなかったのか?本当の理由

  • harunoutahime さん
  • 2010年8月29日 6時51分
  • 閲覧数 652
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

監督は、31歳。学生時代、東南アジアを貧乏旅行した。現地で日本に帰らなかった
日本兵がいるということを知りこのドキュメンタリー映画の製作に至った。
 深谷シネマでの上映の後監督のトークがあった。その中で意図的に削除された内容があったと聞いてなるほどと思った。それは、自分が物足りなく一番知りたいことだったから。その一つは、中野という兵隊に映画の中で監督が直接質問し問うシーンがある。「どうして日本に帰らなかったのですか?」と。中野という元日本兵は「戦争には言えないことがたくさんあるんだよ・・・」と口を閉ざした。監督の裏話によると彼は戦争中上官殺しをやったらしい。戦争では、そういうことはしばしば起こったようだ。
 もう一人の日本兵は戦争中人肉を食べたことを告白した。飢餓のために食べたというのが通説であるがその兵士は魂の高揚のためだった言う。命令だったからとも。これも裏話だが捕虜のアメリカ兵の肉を食べたさせられたこと(敵の人肉を食べて闘志を高めるため)があったらしい。映画上映の後生き残りの元幹部兵から監督のもとに連絡がありその事実の裏付けがとれたと言っていた。坂井という主人公の兵士は大家族に囲まれ幸せな余生を送る。
これも裏話だが、彼は女たらしで何人も妾がいてその子どもたちがいたと。
 現実というものは、映画と違ってだるいものがある(笑)

戦争責任を意図的の迫るシーンがあるが、監督は意図的にその結論を削除したふしがある。ある日本兵は、現地の自宅に天皇の写真をかざっていた。崩御の際の感情を問い
別に何の感情もわかなかったと語る。それなのに今でも昭和天皇の写真をかざっているのが不思議な気がした。 少なくとも、戦争責任を問うような映画ではない。

 最後に、新鋭の監督の未来を応援したい。

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物語
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