作品レビュー(148件)
- zel********
2.0点
2003年から海外向けと化した、鉄腕アトム。 キャラデザインが!崩壊したとしか思えない。 内容も昔の鉄腕アトムは、勧善懲悪物にたいし、人間とロボットのありかたに、絞ってるが、日本人の好みそうな内容ではない。 勿論原作でも、そのテーマは描かれていた。 しかし、悪いことをした人を、凝らしめることも、同時に描かれていた。 1,960年代の初期アニメは、それが強い傾向はあるものの、それがうけていたのも事実。 むしろ日本人は、そういうストーリーが、好きなのではないのか? CGアニメのATOMは、キャラクターデザインも、完全に崩壊してる。 お茶の水博士等は、今放送してるフランスアニメGoGo!アトムと同じキャラデザインになってる。 アトムと全く違う昨年として観たら、それなりに楽しめるのかもしれないけど、本当にアトムファンなら違和感、ストレスが溜まる作品である。 アメリカではATOMというと原子=核というイメージで、アストロという名前にしてるが、いっそうのこと鉄腕アトムやアトムといタイトルではなく、アストロボーイまたアストロというタイトルで、原作を元にした全く違う作品として、作った方がいい。 手塚プロダクションも、あの鉄腕アトムを、今後作る気もなさそうだし。 実際CGアニメの劇中でも、アトムではなくアストロと呼んでるので、違和感あり過ぎの作品です。 今後海外アニメとして考えていないのでしたら、鉄腕アトムやアトムではなく、アストロボーイやアストロというタイトルで、制作していただきたい。
- hig********
5.0点
ネタバレ泣けた
このレビューにはネタバレが含まれています。 - chi********
3.0点
なんか新しくない。心があるロボならばベイマックス超えて欲しかったな。 ベイマックスのほうが後で作られたか。ならばしょうがないか。 でも手塚治虫先生ならばどう思うだろうか。
- tococo
4.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - あ
4.0点
ネタバレめっちゃ泣いた
このレビューにはネタバレが含まれています。 - drm********
2.0点
2017年377本目。 年末最後の作品。 わざわざ違う国でやる必要性を感じなかった作品。 前半のテンマ博士のくだりなどは後半に向けてのわかりやすい振りだとしても、単純すぎて前半観るのがつらい。 ロボットを軽視する姿勢、その後の変化も、そもそもアトムとテンマの親子愛も構造が表面をなぞっているだけで、ちっとも感動しない。 CGだけ頑張っても作品作りの優しさは見えなかったなぁ。
- mir********
1.0点
はっきり言って面白くなかったです。 私がアトムなら人間を皆殺しにしてるだろう。 この映画に出てくる人間にはまるで愛が感じられない。 テンマ博士も大統領もハムエッグもスタジアムの観客も…。 私がアトムなら人間の為に戦おうなんて考えないだろう。 それを無理やりハッピーエンドに持って行きましたって感じ。 子供むけの映画なのかな? 原作を見た事がないので、なんとも言えないが原作もこんな感じなのかな? だとしたらガッカリである。 アトム=名作漫画ってイメージがあっただけに期待ハズレ感満載である。 って事で★1つで。
- yutaku
2.0点
アトムは何も訴えかけてこない。ストーリーにテーマがないからアトムに役割がありません。いい子で、賢い、でもちょっと寂しい子供のロボット。体は小さいけれど空を飛べて、力持ちで、お尻からマシンガンも出てくる万能キッズロボット――そんな描かれ方で、ただ街を飛び回り、悪い奴に腕力を披露するだけの内容でした。 日本では、手塚治虫は特別な存在です。でも、手塚が特別ではないハリウッドの人たちが作ると、アトムはアトムでなくなってしまう。その様子は、アトムが子供だましで動かされているようで、子供向けのおもちゃのキャラクターとして扱われているようで、なんだか寂しくなりました。 やっぱりアトムのストーリーには正義の哲学を入れてほしいです。アトムは正義の子供だから、正義の哲学のストーリーの上で動かしてもらいたい。面倒くさい作業かもしれないけれど、正義の哲学を秘めた、それでいてわかりやすく面白いストーリーのなかで動かしてほしかった。ブラック・ジャックは、ただ難しい手術をするだけのストーリーでは動かないし、火の鳥はただ困っているだけの人たちに不老不死の血を飲ませない。アトムもそれと同じはずです。 ハリウッド版のアトムには、そんなお約束が一切感じられませんでした。アトムがアトムじゃない。日本人が作ったらゼッタイに違っていたのに、と思うと寂しかったです。 作品はポリゴンのアトムが元気に動き回るもので、絵はとてもきれいでした。
- 岩本リサ
2.0点
ネタバレ子供は満足
このレビューにはネタバレが含まれています。 - a_h********
5.0点
と思う。 何度もこころゆさぶられたし、面白かった。 アトムは実は原作読んだことなかったんだけど、設定や筋書きがすばらしいから大して細かい心理描写はないけどそれだけで感動させられる、というところは手塚漫画っぽかったなと思う。 何というか、あっさりめの味で読み手に想像させる感じというか。 アトムの設定ってこんなに秀逸だったんだ、とおどろいた。 テンマ博士もアトムもなんて切ないんだろう、と思った。 テンマ博士は自分のつくった機械、自分がパトロンに逆らえなかった弱さのせいで息子トビーをうしなう。 で完全なレプリカのアトムをつくるんだけど、アトムがトビーにそっくりであるがゆえに息子をうしなった息子のことを思い出させられてしまう。 もともと一時の熱にうかされてつくったアトムだから、冷静になるとレプリカにすぎないことが意識されてしまう気持ちはよくわかる。 一方アトムはトビーの記憶や外見をひきついでいるわけだから、実質一回死んで生き返ったトビーと意識はイコールである。 が、父は自分がロボットに「なってしまった」という理由で、もう自分を前と同じようには愛してくれない。 あまつさえ機械としてあつかったりする。 ああ悲しい。 主軸はトビーが、自分の感覚としてはアトムに「なった」のだが、本当はトビーの記憶と外見をもった別の存在であるということを受け入れる話になるわけだけど、いくら聡明で勇敢な少年でもこれは相当きついだろう。 なのに健気にたえるのです。 いい。 テンマ博士や地上世界の科学者の描写がちょっとやっつけすぎるかなとも思ったけれど。 やっぱり面白かったなと思う。 アクションはふつうによくできてた。 あと原作とのデザインの違いはあんまり気にならなかった。 アトムが原作どおりかわいかったら、もっと感情移入してたかなとまあ思わなくはない。 でも面白かった。
- sat********
4.0点
ネタバレ日本の代表アニメ
このレビューにはネタバレが含まれています。 - itu********
4.0点
ネタバレ良かった
このレビューにはネタバレが含まれています。 - shi********
4.0点
字幕版で観てきました。吹替え版だとエンドクレジットで「空を越えて~♪」が流れたんですかい?激しく後悔しております。「MANGA」の文字があったことには感激だが、日本人の名前がほとんどないのが残念。名前が「アストロ」になって「アトム」という名前は字幕に出るだけなのはまぁ仕方ないか・・・・ 実写ならともかくCGアニメなら日本で製作しても良かったのではないかと思うが、もし日本で作っていたら「父に捨てられた子供」なんていう暗い背景はなくなって、極めてお子様向けの道徳映画みたいな薄っぺらな冒険モノになっちゃうんだろうなぁ。 エンドクレジットであれだけ香港人名ばかり見せつけられると、アイディアだけ持っていかれて後は置いてきぼりにされてるようで寂しい限り。アニメに関しては日本はかなり評価されて影響も与えているとは思うけど、それは一部だけなのか、ストーリー性に関しては日本の映画製作陣の成熟度が低いという現実を見抜かれているということか。観る側に原因もあるけどね。来年の実写版「宇宙戦艦ヤマト」で笑われなければいいけど。 うだうだ愚痴をこぼしたが、この映画はオススメです。楽しめます。ブッシュと麻生を合わせたような愚鈍大統領キャラにニヤリ。
- tnm********
5.0点
ネタバレ最高の出来。リスペクトを感じた。
このレビューにはネタバレが含まれています。 - shicat
2.0点
映像は悪くないです。 パーフェクトではありませんが、原作の雰囲気を残して上手くCG化に 成功していると思います。欲を言えば、もう少し、かわいらしいアトムの方が 良かったですが、許容範囲です。 そんなわけで、序盤はワクワクしながら美しい映像に見とれていました。 でも時間が経つにつれて、どんどん物足りなさを感じてくるのです。 何故か? これはきっと、ストーリーに問題があるのだと思います。 私はマンガのアトムも読みましたし、アニメも見ていました。 子供の頃のことなので記憶は曖昧ですが、アトムには、もっと 心を打つ感動的なエピソードが沢山あったはずです。 しかしこの映画のストーリーは、なにやら淡々としていて不要なシーンも 多いように感じられました。 原作の持つ魅力が、十分に表現できていないように思われます。 父と息子の葛藤や、ロボットの悲しみ。この二つのテーマを、もっとジックリ描いて、 よりシリアスな展開にしたら、とても良い映画になったような気がします。 なんだか、もったいないと思いました。 この映画で一番感動したのは、エンドロールの途中で挿入された鉄腕アトムの唄です。 久しぶりに聞きましたが、とても良い歌詞とメロディーですね。 『心優しいラララ科学の子』。特にこのフレーズが好きです。 鉄腕アトムを見事に表現したフレーズだと、しみじみ思いました。 上戸彩の声は凛々しさの中に、かわいらしさもあり、アトムの声にピッタリでした。
- ななし
1.0点
ほとんどアニメの鉄腕アトムの記憶はない。 で、この映画。 ハリウッドで作られたのですか。 私的には、ダメでしたね。 原作に忠実だったかどうかは別にしてこの映画でのストーリーの魅せ方として 博士の息子の記憶がコピーされただけのロボットのアトムが、苦悩すること自体に不自然さを感じてしまった。と、言うかアトムの3Dのキャラに親しみ、可愛げをまったく感じられなかった。 息子をロボットとして蘇らせた博士の苦悩も、伝わって来なかった。 登場するキャラに愛嬌も感じなかった。 アクション・シーンに少し見応えがありますが、目が慣れてくると、中途半端なアニメロボキャラと中途半端に手塚漫画の未来都市の再現の背景に、動く絵本ぐらいの頼りなさを感じました。 良い子のアトムくんが悪い人達に負けずに、友達のため勇気を持って戦う姿に感動!など私には出来ないストーリーでした。 (あんなに強かったら勇気要らんやろ)
- ムービークリニック
4.0点
ムービークリニックにようこそ。では診断しよう(^^) どちらかと言うと、原作漫画に近いイメージではないか。 当時モノクロのアニメを観ていた世代の自分は、アトムは悪をやっつけるヒーローであったからだ。マーブルチョコのタイアップも懐かしい。 原作は、主人公の苦悩がメインであったような記憶がある。 この作品は、苦悩が目立ったね。 ロボットである主人公の苦悩。生身ではない息子への博士の苦悩。機械と言う迫害。 手塚作品らしく、「火の鳥」のロビタのようにロボットの苦悩と生涯。ロビタも元は人間だったしね。 手塚本人のイメージの登場人物、ビルの壁画のキャラクター。そしてアトムのデザイン。日本スタッフの手塚愛が伝わる。 でも脚本はアメリカ主導。 日本ではあまりうけなかったようだが。 ロボットジャンルでいうと。「AI」に似ている。さらに苦悩は「アンドリュー」にも通じる。 だが、手塚アニメの「メトロポリス」でもあるように、主人公の苦悩は描きたかった内容であったと思われるので、今作はこれでよかったのではないか。 しかし、自分はどちらかというとアトムはヒーローであって苦しみのある主人公ではない。(原作はそうなのだが、あまり記憶が少ない) だからこれは「アトム」であって「鉄腕アトム」ではないのだ。
- hyo********
3.0点
父子愛で感動すると聞いたがそれは無い。どちらかというと父子愛的にはシラける。 観終わってみると質のいいアニメでハリウッドストーリーで泣けはする。 でもこの、主人公アトムが自分の存在をどう受け止めるかという主題をもっと描ききるには時間が足りないのか薄ぺらな印象を受けた。ウケ狙いで無駄なシーンが多かったような。。。
- tan********
4.0点
やっぱりアニメはいいね!!さすがの映像美です。。 アトムの最初の話を古めかしい感じがなく楽しめました。 まったく新しいストーリーのように感じられるのはすごい!! まさに不朽の名作です!!
- ryo********
3.0点
確か原作漫画の設定であるアトムの誕生日が2003年で、その年に新シリーズのTVアニメと共に企画されたのが、ハリウッドでのフルCGによる映画化だったと思うので、あれから6年も経ってようやく完成したという事になる。 まあおそらく製作会社をたらい回しになったか、企画自体頓挫しかけたのだろうけど、ここ最近はCG映画でも秀作が出そろい始めているので、その波に乗ってようやく完成したのではないだろうか?・・・勝手な妄想ですが。それでも完成してくれたのだから喜んで観に行くとも!たとえアトムの顔があんなでもね! と、少々斜に構えて鑑賞してみたんだけど、これが結構面白かった。アトムの顔もいつの間にか気にならなくなっていた(全くって云うと嘘になるけど)し、何より原作のテイストを汲んでくれたのが嬉しかった。当然パッピーエンドにはなるのだが、それでも変に偽善的な正義の押し付けなどは無く、ロボットとは云え子供であるアトムに辛い試練を与えているのには驚く。 ありがちではあるが世界観の設定に違和感は無く、それでいて現代社会にも通じる問題点(環境破壊や格差社会云々)を指摘しているのにも注目したい。情勢が不安定によっておこる人間関係の歪みや家族の在り方などにも触れられており、バカな大人の犠牲になるのはいつだって子供である事も(大人は特に)痛感させられるだろう。 また、フルCGでの映画化には正直不安もあったが、CGにする事による利点も見逃せない。まず何といってもアトムのトレードマークでもある、自由に飛び回る姿をそれこそ自由に表現できてしまう事だ。それに巨大な敵に立ち向かう戦闘を描写するのにCGほど適した表現はない。アニメにはできない質感を与える事で、重量と大きさの表現により可能性が広がる。問題はそのセンスがあるかどうかだけだ。「ATOM」は・・・まあまあかな? 後は原作やアニメのアトムに思い入れがあるかどうかかなぁ。私はそれほど思い入れが無いので大丈夫だったけど、人によってはどうしても拭いきれない違和感ってのを感じてしまうと思う。固有名詞や面影は残っていても、世界観そのものはアメリカナイズされちゃってるからねェ。単純に許せないって場合もあるかもしれないし。 まあそれでも私にとっては及第点を越えて楽しめた作品だった。もっと好き勝手いじってしまう(それはそれで面白そうだけど)と思っていたので意外だったと云ってもいい。強烈な個性は無いけど普通に楽しめる作品であり、親子でも問題無く楽しめるんじゃないかなぁ?子供のいない私では断言できませんが。