あらすじ・解説
1975年、バンコクの高級ホテルに暮らしている沓子(中山美穂)は、お金に不自由なく、男性から愛される満された日々を送っていた。ある日、沓子はバンコクに赴任してきたエリートビジネスマンの豊(西島秀俊)と出会い、二人はたちまち惹(ひ)かれ合うが、実は豊には東京に残してきた光子(石田ゆり子)という婚約者がいた。
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作品レビュー(743件)
- mrr********
5.0点
公開後12年経った今、Amazonプライムで視聴した。 男女が惹かれ合うこと、愛し合うことに理由なんてない。頭で考えたって自分自身にも理解できない何かに支配されてしまう。倫理ではだめだと解っていても、心が求めてしまう。 一見、ストーリーに大きな山もなく、静かな単調な映画に見えるが、その、どうにもならない切なさが、その静かな中に出ていたと思う。突き動かされるどうにもならない感情が痛いほどわかる。 酷評されている方は、たぶんそういう切ない愛が理解できていないのだろう。理解できないと言うより、こういう恋愛を知らないのかもしれない。 半世紀を生きてきた私自身を振り返ると、結婚、出産、仕事、普通の家庭で大きな災いもなく生活を持てたことに何も不満はない。 しかし、それは突然やってきた。自分がこんなことになるとは想像もしていなかった。 お互いに家庭を壊す気はないのだが、私は時々想像する。私が別れたらあの人も別れてくれるだろうか、と。 そしてもうひとりの自分がこう言う。いや、それはやめたほうがいい。このままでも充分幸せなのではないか。わざわざ浪風立てる必要があるのかと。 何かを変える勇気もないのだから、世間で言う倫理と湧き上がる自分の感情の狭間で折り合いを付けながら生きて行くしかないのだが、この映画を観て少しだけ私が変わった。残りの人生はあとどれくらいあるのかわからない、死ぬときに後悔したくないから自分の気持ちに嘘をつかず生きて行った方がもいいのかもしれないと。 形はどうであれ愛を貫くことも有りかもしれない。
- Mako
5.0点
映画には賛否両論がつきものですが、好き嫌いが分かれるのは当然でしょう。 自分の境遇と重ね合わせて共感できる人(私)にとっては、非常に良い映画でした。これは芸術に近いものです。 ひどすぎると評価している人は、この作品を味わえない感性なのでしょう。それはそれで仕方がないでしょう。
- アズマ
3.0点
ネタバレ映像美
このレビューにはネタバレが含まれています。 - kei642
1.0点
ネタバレ心理描写が
このレビューにはネタバレが含まれています。 - ∞hero∞
5.0点
ネタバレ余韻
このレビューにはネタバレが含まれています。
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