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ベイビーママ

ベイビーママ

BABY MAMA

99

hir********

5.0

金で幸せを得られると思ったアラフォー女

コレは面白かった。 大笑いしながら、「金」で代理出産を頼むキャリア・ウーマンの顛末に、 深く考えさせられました。 主人公の女性は、37歳で独身、他人を「下流」呼ばわりするバカキャリア。 演じるティナ・フェイは、熟女の魅力満点で目を楽しませてくれます。 彼女の働いてる会社の社長役でスティーブン・マーティン。 久々の怪演で、セクハラ上司を不気味に演じていて大爆笑!! 代理出産の会社社長役には、シガニー・ウィーバー。 ティナ・フェイに負けじと、色っぽい高齢出産者を演じていて、コチラも怪演! 代理母となるのは、どことなくルシル・ポールを思い出させるエイミー・ポーラー。 トラッシュのニオイプンプンのおねーちゃんを演じていて、 彼女と主人公の掛け合いが面白い(トイレのシーンは爆笑!) 主人公の彼氏役で、これまた大好きなグレック・キニアが出て来る。 オーガニック・ジュースの店を経営している元弁護士。ラストの「コケ」がいいです。 この映画、「金」で幸せを得ようとする、キャリアウーマンの人間的成長が、 キチッと表現できたら、もっと、いい映画になったと思いますが、ソコは消化不良。 ただ、ゲストは、やたら豪華だし、 セレブ生活のクダラナサを、おちょくってるあたりは、正しい。 ナニゲに黒人のドアマンと、代理母のダメ夫が、「ツボ」で笑えました。 なかなか、ヒネったな・・・と、思ったのは、 「金」欲しさに、代理母が「妊娠」をゴマかしていたのが、途中からわかる。 実は「産む側」にも、「金」が、絡んでいるのだ。 「子を授かる」という自然の営みまでも、「金」に利用する現代人の怖さ。 仕事に追われ、独身で、金はあっても「幸せ」を実感できない「負け犬」キャリア。 「笑い」の中にも、社会風刺があって、お見事でした。 ラストにかかる「ビーマイベイビー」が、懐かしかったなぁ・・・

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