2010年1月16日公開

シャネル&ストラヴィンスキー

COCO CHANEL & IGOR STRAVINSKY

R18+1192010年1月16日公開
シャネル&ストラヴィンスキー
3.9

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39%
28%
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8%
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

1913年のパリで、ストラヴィンスキー(マッツ・ミケルセン)の新作である春の祭典が初日を迎える。だが、観客はそのあまりにも斬新な内容についていけず、激しいブーイングが起きる。その7年後、デザイナーとして成功したシャネル(アナ・ムグラリス)は、ストラヴィンスキーの才能にほれ込み、自分の別荘に彼とその家族を滞在させる。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(151件)

知的18.9%ゴージャス18.5%ロマンチック18.5%セクシー12.2%切ない10.0%

  • tmo

    3.0

    マッツミケルセンじゃなきゃ

    最後まで見てないです。 おしゃれはおしゃれだけど。 んー。フランス映画って終わりから始まるというか どーも浅!!ってなってしまう。 マッツミケルセンはいつみても 素敵!

  • aka********

    5.0

    雄々しく哀しく美しいシャネル

    ストラヴィンスキー『春の祭典』の初演。その変則的なリズム、不協和音、クラッシックバレエとはかけ離れた不条理でプリミティブ衣装と踊り…  観客のブーイングが飛び交い、大騒ぎとなる。開演前から神経質な表情を浮かべていたストラヴィンスキーは激しく落ち込む。そんな中、客席に静かな笑みを浮かべてうっとりするかのように聞き入るココ・シャネル。斬新さ故に批判される事柄には動じず、自分の信じるものを愛する強さをたたえて。 なんといってもアナ・ムグラリスの美しさと威厳は圧倒的で、ラガーフェルドによるという美しすぎる衣装を着こなし、完全に女でありながら、完全に自由で孤独で独立しているのだった。 ボーイの事故死以後、黒いドレスを着ていたが、ストラヴィンスキーとの関係がたかまってくるにつれ白い服をまとうことが多くなる。ある決意でシャネルがストラヴィンスキーの部屋を訪れるときの白い、オリエンタルさを感じさせる、ビーズ刺繍のついた絹のドレスが圧巻。それはすぐに脱ぎ捨てられるのだが。。。 ストラヴィンスキーを演じるマッツ・ミケルセン。ぴったりとしたオールバックにした髪や、丸眼鏡、骨格のはっきりした顔つきなど、爬虫類のような神経質さを感じさせるけれど、脱いだときの存在感のある体に少しびっくり。元々アスリートだった人なんですねー、と納得。冷静さを剥がされ、髪を乱した姿と、あの厚みのある体。体を重ねるシーンでの臨場感と高揚感がとても良かった。 シャネルの別荘の内装やラリックによるらしい調度も細部まで美しくずっとみていたいようだったし、二人を映す構図なども芸術的。そしてストラヴィンスキーの曲のリズムや不協和音が、行き場のない情熱や欲望や嫉妬を表すかのようで、しっくり感じられる。 シャネルとストラヴィンスキー。この二人に実際恋愛関係があったかどうかはあくまで仮定の上でのフィクションらしいけれど、この映画の中で、短い期間の二人の関係を切り取りながら、その関係性、情熱、苦悩の化学反応としてのシャネルNo5という香り、そして『春の祭典』の再演へと二人が昇華させていった様は、真実の羅列以上に彼らの人となりというものを描き出しているではないかしらー、などと思ったのだった。堪能。

  • Kainage_Mondo

    3.0

    印象に残るべきでない箇所が印象に残った。

    それは勿論、主人公ふたりの “熱愛” ではない。 閉店の時刻に、シャネルが店の中で売り上げのお札を数えるシーン。御針子たち数人が他店を引き合いに出して賃上げを希望した時、断固たる態度で冷たくそれを撥ね付けるシーン。 跳ね上がった砂粒が、靴の中に入り込んだ様な違和感、が残り続けた。 屋敷も家具調度も、衣装も装身具も、車も、何もかもゴージャス。その豪勢な生活の一方で、経営者としての打算や決断があるのは当然のことなのだが、どうにもしっくり来なくて困った。 物語は、1913年の「春の祭典」初演から始まり、7年後、シャネルがストラヴィンスキーのパトロン ( と言ってもよいだろう ) になって、二人の仲が深まってゆく、と云う話なのだが、 主演のお二人の演技が硬く、迸る愛情とか、お互いの才能に対する尊敬とか、そういったものが丹念に描かれている様にも見えず、全裸の交情シーンは繰り返しあれど、それで二人の絆の深さを感じ取れ、と言われても無理な造りになっている。 ストラヴィンスキーを家族 ( 妻と4人の子供たち ) ごと招待して別荘 ( だと思って観ていたが、あれがシャネルの自宅 ? ) に住まわせ、援助するのは良いとしても、頻繁に訪れては、同じ屋根の下に家族が居ることを気に掛ける素振りも無くセックスするとは、驚くべき鉄面皮、パトロンの特権でもないだろうが・・・“自立した女” は、猛禽類か ! ? とさえ思ってしまった。全裸で啄ばまれるのは勿論イゴールであり、 対等な関係のまっとうな恋愛に見えなかった。 この辺り、ご贔屓監督フランソワ・トリュフォーが生きていれば、切なくやるせない恋愛関係を、説得力をもって描いてくれただろうになぁ~・・・などと、無理なことを思ってしまった。 ココ尻も、イゴール尻も、それだけでは力足らずで ( 下品で失礼 )、却って、妻役のエレナ・モロゾーワが名演で、いろんな変化球で楽しませてくれたし、彼女の存在で話が救われ、薄っぺらなものにならずに済んだと思った。 まぁ~ゴージャスな雰囲気は味わえたので良かったかな。 【 余談 】 二人の仕事の詳細については余り描かれていないが、唯一、シャネルNo.5を調香師に造らせる話はあり、その場所が何と、かの香水産地のグラース ! 花弁が積み上がっている光景を見て、怪作 「パフューム ある人殺しの物語」 を懐かしく思い出した。

  • win********

    4.0

    素敵だけど…終盤が惜しまれる

    才能とは、個人の魅力の何割を占めるのか。 才能に惚れると、その人自身をも恋するものなのか。 シャネル&ストラヴィンスキー。 お互いの才能を愛し、その才能の持ち主を愛した二人。 激しい恋愛がもたらす芸術的高み。 美しい映像と主演の二人の存在感。 全面協力したシャネルの衣装の素晴らしさは勿論の事、 着こなすアナ・ムグラリスが最高に素敵。 シャネルのミューズだから当然ではありますが… でもね…何だか消化不良。 ここの評価が☆4.42(3月11日現在) まだ皆さんのレビューを読んでないけど、そこまで良かったかな~ 確かに、「ココ・アヴァン・シャネル」「ココ・シャネル」よりも 「シャネルを観た」って気持ちにはなれるけど。 たぶん終わり方が良くないんだと思う。 中盤までは格調高く芸術的で素晴らしかったのに、 「春の祭典」再演の場面からは急に失速する。 その唐突さが「あれ?これで終わり??」って感想を生むのだと思う。 結構、終わり方って大切ですよね。 その穴埋めのようなエンドロール後の映像。 未見の方は、エンドロールが始まっても席を立たれないように。 さすがシャネル!といった万華鏡のような美しい背景のエンドロールの後、 映像が流れますから。 ここからは映画の内容に触れるので、未見の方は気を付けてください。 あまりにも斬新な故に酷評に終わった「春の祭典」を観て、 ストラヴィンスキーの才能に興味(あるいは共感)を持つシャネル。 (凡人の私には騒ぎ出す観客の気持ちが理解出来ましたが) 数年後、ロシア革命から亡命したストラヴィンスキーのパトロンとなるシャネル。 別荘にストラヴィンスキーの家族共々招き入れ、ほどなく愛人関係となる。 妻も子も同居する中、人目を盗んでは抱き合う二人。 全裸で抱き合うシーンより着衣のシーンの方が扇情的なのは、アナ・ムグラリスの胸が驚くほど小さいからか… 全裸がなければR15指定くらいで済んだんじゃないかと思うと、もったいない気がする。 二人の関係に堪え切れなくなった妻が、去り際にシャネルに宛てた置き手紙が凄い。 彼女の生き方に一石を投じる効果的な内容だ。 お互いを高め合い、傷つけ合い、感化し合う。 シャネルは有名な香水シャネルNo.5を生み出し、ストラヴィンスキーは「春の祭典」を成功に収める。 お互いを讃え合うように見つめる二人。(ここまでは良かったんですよ) と、ここでいきなり晩年へと飛ぶ。 離れた場所で、お互いを想い出す二人。 そしてエンドロール後の映像。 事故死した最愛の人・カペルとシャネルが映る。 テーブルにはストラヴィンスキーの写真。 シャネルが初めてストラヴィンスキーと抱き合った時、彼の部屋へ行く前にカペルの写真を伏せていた。 これらの映像は、生涯一人の男性(カペル)しか愛さなかったと言われるシャネルが、カペルと同じようにストラヴィンスキーを愛していたと云う示唆だと思う。 不倫をしていたけど、本当に愛し合っていたんですよ…って感じが言い分けがましくて腑に落ちない。 恋多き女シャネル。 カペルにしたって事故死しなければ、いつかは終わっていた恋かも知れない。 女性を解放した印象が強いけど、それは服装に関しての事。 実は男性に依存していたように思われるシャネル。 恋は(男は)インスピレーシュンを与えてくれる道具!くらいの描き方の方が颯爽としてかっこいいんじゃないかな。 晩年のシーンは蛇足ってことで減点1つ。

  • yos********

    2.0

    至高の愛っていったい何??

    これまでシャネルといえば 幼少からデザイナーとして名声を得るまでの 物語が多かっただけに その後のストーリーというのは 非常に新鮮な感じである。 がしかし、解説には 有名なデザイナーと天才作曲家の至高の愛 なんてもっともらしいことが書かれてますが これを“至高の愛”って言われたら そりゃもう、世の奥さま方から クレームの嵐よ。 富と名声を得た女は その上既婚者をも手に入れたがる というダークなイメージを植え付けられた。 本作がどこまで忠実に基づいた事実なのかは 知る由もないが、シャネルのファッションに 対する思い入れなどは微塵も感じ取ることができず 女性にとってはただ不快に思う作品となった としか感じられない作品に思う。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
シャネル&ストラヴィンスキー

原題
COCO CHANEL & IGOR STRAVINSKY

上映時間

製作国
フランス

製作年度

公開日