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シャネル&ストラヴィンスキー (2009)

COCO CHANEL & IGOR STRAVINSKY

監督
ヤン・クーネン
  • みたいムービー 168
  • みたログ 383

3.93 / 評価:206件

香り立つ官能と危うい緊張感

  • nespressocafe さん
  • 2013年9月16日 20時51分
  • 閲覧数 1863
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

そこにはひとりの切なくも冷徹な目をした女性がいた。それを自立した大人と言うのだろうか。その結果、反対に情けなくも未練がましい子供のような男を作ってしまった。
これは天才同士が作り上げた「よくある愛情のやるせなさ」の凡庸なストーリー。
でも映画ではあくまでも美しくスタイリッシュ。
孤高の天才同士が惹かれあうのはとっても芸術的。
しかし共に俗物となってもまだ理解し愛し合えるだろうか?
でもこうした別れのときがあるからこそ愛が燃えあがり、美しくも見えるのだろうか。
普通の男女の普通の幸せこそ極めて美しく芸術的にも思える。
二人とも人生で目指したのは「前衛」。でもその関係は実に古典的な不倫。
さてこの映画ではシャネルの自立し成功した実業家ぶりが、かえって逆に一人の女性としては危険な匂いを漂わせているのだが、たとえば男の服の取れたボタンを、男が服を着たままボタンを難なく付け直してあげるところもあって、それなどは実に端的にこの女性の成り立ちを表していると思いました。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ゴージャス
  • 知的
  • 切ない
  • セクシー
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