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正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官
2009年9月19日公開

正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官

CROSSING OVER

PG121132009年9月19日公開

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4.0

ネタバレ米国永住権獲得を巡る不法滞在者達の物語

結論から言えば結構な充足感が得られ、ラストは思わず涙ぐんでしまうような映画だった。 序盤中盤はメキシコ系、アジア系、ユダヤ系、白人系、アラブ系など各不法滞在者達の永住権獲得の為の表層的なエピソード羅列という感じで、掘り下げ不足にさほどの感興が生じることはなかった。 しかし、終盤からエンドにかけて国外退去、ある強盗事件、別の殺人事件、そして不法越境者の無残な死、などネガなエレジー場面の畳みかけでこちらの感情にも相応の作用がもたらされ、最後の最期に喉元にこみ上げてくるものがあった。 中盤までは「なぜにハリソンフォード??」と怪訝に思っていたが、登場バランス的には決して彼が映画の主役と言い難い中でも、その安定した存在感は大きな意義を持っていたと認めざるを得ない。 突っ込もうとすれば、強盗事件でスルーされた青年が米国市民権を獲得したからと言って、あれだけ仲間を皆殺しにされた上で安穏と生活できるとは思えないが(彼を取り巻くコミュニティからつるし上げを喰らいそうなもんだ)、そこは単なる〝都合のよい掘り下げ不足”ということでスルーということなのだろう。 3.9の四つ星

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