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九月に降る風
2009年8月29日公開

九月に降る風

九降風/WINDS OF SEPTEMBER

PG121072009年8月29日公開

dkf********

2.0

登場人物が多すぎてストーリーが未整理

台湾映画は瑞々しくもどこか懐かしい世界観が魅力であり、本作もその路線を期待して鑑賞。爽やかで甘酸っぱい彼の地の青春群像劇を期待したが、これが驚くほど刺さらなかった。 最大の欠点は男女総勢9人もの登場人物がいるが、キャラの描き分けが弱いこと。ストーリーの推進役はそのうち4〜5人なのに、無駄に頭数だけ多いことがゴチャゴチャした印象を与えてしまっているのはいただけない。 台湾IT産業の中心、新竹という個性的な地方都市が舞台である設定もほとんど活きていない。 映像のところどころにホウ・シャオシェン風の構図が見え隠れしているところは確かな台湾映画のDNAを感じるが、ちょっと期待外れだった。 駄作とまでは言わないが、こんな高レビューはちょっと意外過ぎ。秀作揃いの台湾映画にはこれよりも他に観るべき作品がたくさんある。

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