スタンダード・オペレーティング・プロシージャー
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(1件)


  • jig********

    3.0

    あの事件の真相がここに・・?

    どこぞの戦争でどこぞの捕虜収容所で 虐待があったそうな・・。 と、このニュースを見たのはいつのことだろう。 作品を観て、 問題となった虐待を示すとされる写真を見て こんな事件あったなと思い出したわけですが、 あれからそれほど時間が経っていないにもかかわらず 映画作品として真実を追うという姿勢は さすがはアメリカというところだろうか。 写真に映っていて実刑判決が出た人、 写真を撮った人、写真を解析した人、 それぞれのインタビューが盛り込まれており、 当時何が実際に起きていたのか、 写真に映らない部分で何が起きていたのかを それぞれが語っています。 禁固刑の重い人は軍の意向で インタビューに答えられてはいませんでしたが、 写真に写っていた人、写真を撮った人、 写真に写らなかったけど近くに居た人らの なまなましい証言が その施設での状況を表していました。 多かれ少なかれ戦争という代物は こういう場所にも影響を与えていたと思われますが、 虐待という行為も正当化されるわけではないと思います。 問題となった写真、 写真というのも非常にやっかいなもので、 動画として保存されていれば前後関係がはっきりするのですが、 その場面しか写っていなくとも、 写真の中に居たということだけで裁判で糾弾されなければ ならなかった人物も登場して それはさすがに不憫だと感じました。 虐待の事実はたしかにあった。 でも、それがごく一部の人間にしか刑を科せられていない 理不尽さ、それが作品の言いたかったことのように思います。 上官にあたる人物らが一人も刑に服していないという事実、 それがこの事件の根の深さを表しているように感じます。 ここで糾弾できない事実は後々同じ事を引き起こすような 気がしてならない。そう感じました。 作品としてはインタビュー形式で、 誰が誰のことを言っているのかわからなくもなったりと 退屈に映りますが、それは作品の中身で真実を できるだけ表したいということの現われなのかなと思いました。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

ベルリン国際映画祭第58回

審査員特別賞・銀熊賞

基本情報


タイトル
スタンダード・オペレーティング・プロシージャー

原題
STANDARD OPERATING PROCEDURE

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日
-