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母なる証明 (2009)

MOTHER

監督
ポン・ジュノ
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  • みたログ 2,187

3.86 / 評価:1183件

子供のいる人しか本当の面白さは分からない

  • taka さん
  • 2020年2月11日 11時24分
  • 閲覧数 4067
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

パラサイト公開記念でシネマートさんがポン・ジュノ特集をやってくれた。
ちょうどこの作本は観ていなかったのでナイスタイミング。
オスカー発表前に観たのだが、まさかの受賞。
韓国語の作品であるという、完全アウエー状態をものともせずに受賞。
「韓国映画にハズレなし」と改めて認識した。
なお、これの対義語は「実写邦画にアタリなし」である。
日本人としては残念だがこれは事実。

本作はいきなりひとりのオバサンのダンスから始まる。
訳が分からんがこのダンスのあとにタイトルロール。
でもこれが後々大きな意味を持つ。

知的障害の息子が車に当て逃げされる。
友人と二人で追いかけて車種とナンバーで犯人の目星をつけて復讐する。
警察に連行されるが、そこでこの二人はしょっちゅう問題を起こして警察の厄介になっていると分かる。
知的障害の母が引き取りに来るが、これらのシーンや小道具も含め、伏線となるもの多数。
その後、息子が殺人犯として捕らえられ、母は息子の無実を証明するために奔走を始める。

知的障害があろうがなかろうが母なのだ。親なのだ。
この母の想いが心に刺さる。
これって自分に子供がいない人はたぶん分からんだろう。
加えて昨今の嫌韓ブームも相まって物語のアラを探すことに必死になる。
それで結局、物語の本質を観ることを忘れ、酷評する。

とにかく、ポン監督の作品はいつもそうだけど、物語をうまく積み重ねていって退屈しないように作っている。これってパターンと言えばパターンだけど、本当にうまい。

ペラッペラのバカップル映画しかない実写邦画が韓国映画に肩を並べる日は来るのだろうか。
KARAや少女時代とAKBたちのクオリティの差がそのまま韓国映画と日本映画のクオリティの差だと思う。この差は小さくない。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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