あらすじ・解説
シルヴィア(シャーリーズ・セロン)は、ポートランドの海辺にたたずむ高級レストランのマネージャーとして働いている。仕事場では有能な彼女だが、プライベートでは行きずりの相手との情事を繰り返していた。そんなある日、彼女の前にカルロス(ホセ・マリア・ヤスピク)というメキシコ人男性と、12歳の少女マリア(テッサ・イア)が現れ……。
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作品レビュー(138件)
- bea********
3.0点
原題:THE BURNING PLAIN(燃える大地、燃える平原など) 邦題は あの日欲望の大地で 雰囲気だけのタイトルになってしまっているように思います さて、この作品は時系列が混在しているので見る前に シャーリーズとメキシコの少女が出ているのは現在 キムとジェニファーが出ているのは過去 ということだけ把握しておけばごちゃごちゃしません 冒頭、燃えるトレーラーハウスが映し出され、 ベッドから起き上がった素っ裸のシャーリーズ ここで彼女がこのトレーラー火災とつながっていることが示唆されます 拭えない過去から逃げるため行きずりの男と寝ることを繰り返し 自分を救おうとしていた女は 過去から逃げきることは出来ないとわかり対峙することになる 愛のない結婚生活を送る自分に自信をなくしていた女は 愛を与えてくれる男との逢瀬に燃える 母を懲らしめたかった ただそれだけだったのに・・・・ という話でした この監督の作品は21グラム、バベル、など アカデミーに人気のある作品がありますが 正直、感性があえば「凄い作品」になりますが 平凡な感性の私には本作も理解出来たような出来なかったような作品でした
- FM TOWNS
2.0点
これは男だからかも…女の人ならまた違った視点なのかもーって思いつつも、正直時系列とかごちゃってるので、わかり難かった印象。 最終的には繋がるけど、別に面倒くさい映画を見たかった訳じゃないので、自分的には別に見なくて良い映画な感じがした。
- sun********
4.0点
DVDにて、鑑賞! 参考までに、まずは、概要を説明すると… 主人公は、海辺のレストランを経営している シルヴィア(シャーリーズ・セロン) ある日、彼女の前に、見知らぬ男が現れる そして、物語は、時系列を交差しながら 彼女が、何故、「自傷行為」に及ぶのか その「理由」が、明らかになっていく… と、まぁ、こんな感じ 本作は、今回が、初見! ●シャーリーズ・セロンと、 ●キム・ベイシンガーの 2枚看板に、釣られて、鑑賞したのだけれど 途中、キム・ベイシンガーの娘役で ジェニファー・ローレンスが、登場したので、吃驚!Σ( ̄□ ̄;) 作品リストを見ると、どうやら、本作が、デビュー作だった模様 彼女の登場は、嬉しい驚きでは、あったけれど ただ、本来なら、徐々に、明らかになっていく事柄が 彼女の登場で、一気に、氷解してしまった。(@_@) だって、彼女が、ただの「お飾り」で、登場する訳ニャーもんね。(^_^.) それ故、本来、感じるはずだった ラストの「衝撃」が、全くなかったのが、残念! リアルタイムで、観ていたら、もう少し、楽しめたのかも? ただ、ジェニファーは、文句のない好演♪ 先日、鑑賞した「スタンド・アップ」は 「3人のオスカー女優の競演」としたけれど この数年後、ジェニファーも、「オスカー」を獲得している訳なので 本作も、何気に、そう言えるのかも? という事で、 個人的評価は、キャストに、オマケして、★4つ あの日、欲望の大地で、 ジェニファーが、何をしたのか、気になった方は ご自身の目で、ご確認を!(^_^.)
- dkf********
3.0点
メキシコの名脚本家ギジェルモ・アリアガの初監督作。本人曰く、ずっと監督をやってみたかったということだが、演出にもなかなか非凡な才能を発揮し、「新人監督」のデビュー作としては平均水準を大きく上回る力作となった。 もちろん脚本も自身だが、現在と過去の時間軸をずらしながら巧みにストーリーを展開していく構成は盟友G.G.イニャリトゥの手法を意識したものだろう。 基本は女性が中心のストーリーなので女性陣の演技合戦が最大の見どころだが、中でも当時ほぼ新人に近かったジェニファー・ローレンスがもう圧倒的に素晴らしい!弱冠17歳でこの表現力、演技力の豊かさ、確かさには驚愕するほどで、K.ベイシンガー、S.セロンの両オスカー女優を完全に喰う圧巻の存在感である。彼女が醸し出す瑞々しいオーラの前ではふたりの大御所の演技が「演技臭く」見えてしまうほどだ。天才子役ならぬ天才若手というきらめく才能を見たければ本作の彼女を観れば良い。 この女優陣の顔ぶれと比べると男性の俳優陣はかなり印象が薄く、誰もが添え物程度の扱い。彼女達に対抗出来る個性派の男性代表がひとりくらいいたら、また作品に違ったテイストもあったかもしれない。 この一作で念願の映画監督が経験出来て満足したのか、アリアガはこの後は監督業に執着してないようだが、最近は本業においてもめっきり名前を聞かない。 どうしたわけかは知らないが、まだまだ第一線で活躍して欲しい人だけに復活を切に願うところだ。
- みん
4.0点
時系列がグチャグチャで最初のうちは???ってなったしちょっとしんどかったんだけど、観ていくうちにどんどん引き込まれた。 主人公も主人公の母も身勝手だけど、うーん、なかなか考えさせられる。 終わり方も良い。 兎に角素晴らしかったのはシャーリーズ・セロン、キム・ベイシンガー、ジェニファー・ローレンスの演技力。 特にジェニファーに痺れた。 同じ女性として共感できるかと聞かれたらNOなんだけど、大いに心を揺さぶられた。
スタッフ・キャスト
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受賞歴
ヴェネチア国際映画祭第65回