作品レビュー(10件)
- ごぉ
2.0点
若い女性(ミーナ・スヴァーリ)が車で人をはねる。 あそこまで過失だらけなのに、「アンタが赤信号を渡っていたから」と開き直るその“下衆さ加減”が不快極まりない。 精神的に追い込まれているのは勿論わかるんだけど、人間誰だって事情があるし、守りたいものだってある。 介護施設で働く医療従事者(看護助手)が、車のフロントガラスに突っ込んだ血だらけの人間を載せたまま、事件現場を去り、重症人を“放置プレイ”するなんて、下衆過ぎます。 しかも、「虫の息なんだから、いっそのこと早く死んでくれ」と願っているなんて。 直接手を下して、止めを刺す方が、まだ人間的じゃね?! 苦しんでいる人を放置して、よく精神状態保っていられるよな?! 全く共感できない。 (inspired by a TRUE STORYを「実話に基づく」なんて誤訳じゃね?!) 実際にはねられた宿なしおっさん(スティーヴン・レイ)は、骨折したり大量出血したり見た目は派手にヤラレテルのに、“虫の息”どころではなく、「助けてくれ」アピールはしっかりしているし、脱出劇どころか、反撃まで繰り広げる。 あまりにもおっさんの息が長いから、途中から「なるほど、サバイバルしちゃう王道ストーリーか・・・」と納得して、予想通りに物語が展開する。 あまりの下衆さに、ほんと途中から観るのを止めようと思ったくらいだが、息の長いおっさんに深刻度をちょっとだけレベルダウンさせてもらいながら(緊張感を和らげてもらいながら)、なかなか見応えある作品に仕上げております。 rakuten rental DVD
- ali********
2.0点
ネタバレう~ん…
このレビューにはネタバレが含まれています。 - agi********
4.0点
とにかく痛そうな映画だ 出てくる人物がどこかずれており気が弱い その人間たちの悲劇が淡々と進む 終わりの見えない場所にはまり込んだ男の 哀れさが刺さる 普通だがどこか抜けていてそれでいて薄情なヒロイン像は なかなか深い ゴードンらしい残虐さとラストの悲劇にあっと言わせる
- xsh********
5.0点
これが実話なんて・・・ 仕事のチャンスを失い途方に暮れた男性が車に引かれた瞬間からひき逃げならず引き連れ?され重傷なのに監禁された地獄の日が始まった展開には驚きました。 女の身勝手な行動がラストは自業自得です!
- kak********
5.0点
物語は、日常茶飯事とも言える交通事故から始まり 加害者と被害者の立場を超えた壮絶な展開となる。 ”一寸先は闇”と言うより、人生の歯車が狂いだすと 底なしの地獄へ突き落されかねない恐怖を描いている。 そして、これは”事実に基づく物語”だそうだから その地獄を垣間見た者が実際に存在した事になる。 主演は、「アメリカン・パイ」のミーナ・スヴァーリ。 映画は端役が多く、TV界でも大きな役に恵まれて いない様だが、本作品の熱演は代表作に入る出来だと 思う。 相手役は、「Vフォー・ヴェンデッタ」のフィンチ警視役 でナタリー・ポートマンと共演したスティーヴン・レイ。 「インタビュー・ウィズ・バンパイア」や「コントロール」 などで地味ながら堅実な演技を披露している。 冒頭の、仕事熱心な介護士や身体の不自由な老人を見ると 来るべき高齢化社会が危惧されるのだが、そういった マイナス志向が強すぎて、今を生きる精神が活かせない としたら人生は味気ないものになるかもしれない。 それはさておき、車の事故には原因があるものだが、 本作品のケースは、現代の多くの人々の警鐘となるので 心して見てもらいたい。 特に、誰もが危険と知りながら軽視している事実と、 それが原因で起きた交通事故がほとんど報道されていない 事実も重大だと思う。 そういった意味も含めて、この作品は隠れた傑作であるので 是非鑑賞してもらいたい。
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