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ワイルド・スピード MAX
2009年10月9日公開

ワイルド・スピード MAX

FAST & FURIOUS

1072009年10月9日公開

風よ吹け

4.0

ネタバレすっきりと単純な話

ポール・ウォーカーとヴィン・ディーゼルが第1作以来に揃い踏みした第4弾。キャラクターが落ち着いて自分のキャラクターを把握した分だけ、テンポもよくわかりやすく進んだ感じはありますが、謎解き・復讐譚の人間ドラマとしてはちょっと軽すぎるかも、という感じです。 ドムとレティは石油トラックをねらった強盗を続けていたけれど、そろそろ追手が迫ってきたので別れようと。レティの安全を願ってドムは単身姿を消す。ところがパナマ潜入中のドムのところに妹のミアから連絡が入り、レティが殺されたと。 一方オコナーは潜入捜査が買われてFBIに入っているけれども麻薬の捜査がなかなか進まず、フラストレーションが。しかし麻薬組織のボスを追っていくとそれがレティを殺した犯人と同じ捜査線上に。容疑者を問い詰める過程でドムとオコナーが鉢合わせに。 結果的にオコナーもドムもロードレースを主催しているブラガの組織に潜入して、ブラガの運び屋を引き受けると。その過程でレティの殺人犯もフェニックスとわかり、現場は大混乱。麻薬をかっぱらって逃げるドムとオコナー。作戦を立て直して麻薬を返すことを条件にブラガ本人が現金を持ってこさせようと。 現場に現れた男と、証拠品のグラスの指紋を照合すると、やはりこれは偽物、本物のブラガは子分を演じていたカンポスだった。FBIの突入が一瞬早すぎ、ブラガを取り逃がす。 こうなったらと、メキシコに潜入して教会でブラガを拉致、国境を越えようとするが、子分たちと猛烈なカーチェイス。トンネルを抜けたところでオコナーが負傷、フェニックスに始末されるか、というところでドムが駆けつけレティの仇もとる。 裁判の結果、オコナーの嘆願虚しくドムは懲役25年の判決。刑務所に移送中のトラックをオコナーとミアたちの車が襲うところで終わり。ようするにドムを脱獄させるんでしょうか。 前作で登場したハンも冒頭で活躍したり、レティもちょい役だけど活躍したりと少しずつおいしいポイントはあったのですが、レティ殺しに関しては、ちょっと単純で、ブラガの正体も意表をつく、というほどではなく。最初はよくからんでくる美女がブラガなのかな、と思わせたのですが、そっちがダミーですか、とちょっとがっかり。カンポスもワルとしての迫力がなく、最後も教会に莫大な寄付をする、案外信心深い奴じゃないか、と同情してしまいたくなるところが。 FBIの中の足の引っ張り合いも、中途半端で裏切り者がいるのかなと思ったらそうではなくただ無能なだけだった、とか、脚本もっとしかけられるところあったんじゃないですかね。 でも、ポール・ウォーカーとヴィン・ディーゼルの揃い踏みで妹ミアとの関係性は確立したのがポイントですかね。

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