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アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ (2009)

BANLIEUE 13 - ULTIMATUM

監督
パトリック・アレサンドラン
  • みたいムービー 111
  • みたログ 795

3.54 / 評価:318件

濃いキャラとアクションの中で光るヒロイン

  • バツイチ王子 さん
  • 2009年9月13日 2時23分
  • 閲覧数 1034
  • 役立ち度 13
    • 総合評価
    • ★★★★★

大きなお世話だが、ホントにリュック・ベッソン大忙しだ。
「96時間」 「トランスポーター3」 に続き
この夏3本目のリュック・ベッソン製作の作品
それがこの「アルティメット2」である。

身体能力を生かして建物を縦横無尽に掛け回るパルクール
その使い手である主人公二人が魅せる、
ワイヤーを使わない生身のアクションが本作の最大のウリである。

マッスル・ネバー・ダイというおかしな副題もB級感を煽って逆にいい感じだ。
最新作でのさらなる斬新なアクションを期待して試写会に向かった。


やはり注目は売り物のアクション、
これは期待どおり眼を見張るものがあり、なかなか楽しめる。
ちょっとクセのあるラップやヒップホップのBGMも、
それら雰囲気によくマッチして、ほどよい一体感を作り上げている。

気に入ったのはリズムとテンポのいい格闘シーン。
ジャッキー・チェン初期映画の「蛇拳」や「酔拳」などの中国拳法を髣髴させ、
柔軟性と高い身体能力を駆使し、爽快な強さを見せつけてくれる。
また、途中の絵画を使っての格闘というアイディアも斬新でいい。

そして身体能力いかしたパルクール。
定番のビルの壁面や屋上に階段などを猿のように軽快に飛びまわる姿に加え、
車への横着な乗り込み方などここにも斬新さがさりげなく散りばめられる。
万が一しくじったことを考えると背筋が寒くなる緊張感、
それがさらにアクションの価値を引き上げているだろう。

ただ、そのアクションがカメラの長回しではなく細かく切られていたのは残念。
さらにワイヤーアクションを見慣れていたこともあってか、
そのスケールを大きく感じにくいという厳しさも感じた。
もっと別角度からの視点やスローモーションもガンガン加えて、
クドいくらいアクションを強調して迫力を出し、
言い方を変えれば、YouTubeで見られる以上のものを見たかった。
※パルクール/Parkour で検索するとその妙技がたっぷり見られます。


また、ストーリーが中途半端に社会的な内容である必要性がわからない。
ハッキリ言って、B級アクションにもっともらしく深い話などいらない。
アクションする理由を強引に作れば、それで話の役目は十分だと思う。
ワガママ言えば、メインディッシュの邪魔をしないごくシンプルなストーリーにし、
その分アクションの時間に割いて欲しかった。


しかし、出演者達はさすがに魅力十分だった。
特にダミアン役のシリル・ラファエリの男前っぷりはタマらない。
端正な表情と適度に鍛えた肉体はストイックで逞しく、
男のオレが見ても文句ナシにカッコいい。
憧れの理想的な痩せマッチョ+綺麗な形のヒップがそこにあった。

だが、その主役の彼よりさらに印象に残ったのは紅一点のタオ。
美形でありながら気が強く、
ギャングを束ねる男前な雰囲気と、
耳なし芳一もビックリな全身TATOOの容姿。
画面に現れるとあっという間に目を奪われた。

そんな彼女の敵に囲まれた時の髪を使った殺陣はもう最高にカッコよく、
口を開けて見惚れてしまった。
演じる女優はエロディ・ユンという またインパクトある名前、
ちょっと彼女を見つけたのは収穫だった。
その副作用で、逆にその他数人いたキャラが濃いはずのメンバーが
すっかりカスんでしまったのはきっと予定外だろう。


B級アクション映画の見本のような軽く楽しめる作品でわりとお勧め。
恐らくまた第3作目も作られるのではないかと思うが、
是非、リュック・ベッソンに是非タオを主役に!とリクエストしたい。

個人的にはヒロインの分だけ「トランスポーター3」よりオススメしたい 1500円級

詳細評価

物語
配役
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音楽

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