あらすじ・解説
夫を亡くした吟子（吉永小百合）は、東京のある商店街にある薬局を女手一つで切り盛りしながら娘の小春（蒼井優）を育て、義母の絹代（加藤治子）と3人で暮らしていた。やがて、小春の結婚が決まり、結婚式当日を迎えるが、吟子の弟・鉄郎（笑福亭鶴瓶）が紋付はかまで大阪から現われ、披露宴を酔っ払って台なしにしてしまう。
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作品レビュー(458件)
マコト3.0点
涙腺が緩んだのはラストの加藤治子さんのセリフですね もうちょっとおとうととの絡みがあっても良かったと思う
- SEE YOU AGAIN58
4.0点
吉永小百合さんと石田ゆり子さん の 優しさに、涙が、出ました。 人の 人生 何が、幸せか？！ 誰かに、みんなに、 聞いてみたくなります！ あったかい気持ちになれます。☆
- しおびしきゅう
5.0点
NHKBSプレミアムで鑑賞！ 2022年1月26日(水)放送！ オイラが2022年に観た、37本目の映画！ 役者としての笑福亭鶴瓶を、オイラは好きではなかったけれど、本作の鶴瓶は良かった！ ちょっとでも気に入らんとこがあったら許さんぞ、てな気持ちで観ていたけれど、ほとんどなかったよ！ ちょっとびっくりした！ 1996年に渥美清が他界して、1997年に『男はつらいよ／寅次郎ハイビスカスの花特別篇』を公開してから十数年、時代劇三部作などの名作も世に送り出したが、山田洋次監督は、『寅さん』が撮りたかったんじゃないかと、オイラは個人的にそう思う！ 本作『おとうと』は、原作はあるし、市川崑監督の『おとうと』（1960）にオマージュを捧げているけれど、オイラには『男はつらいよ』の番外編にも見える！ 妹さくらが姉になり、兄の寅次郎が弟になってはいるけれど、いや、唯一絶対の理解者が母親代わりの姉になっているからこそ更にその心の結び付きは強く、寅がさくらに甘え切れなかった分まで甘えさせてやり、『男はつらいよ』では描けなかった、寅の最期というものを、描けたんではないかと、オイラは勝手に思った！ 寅次郎程の荒唐無稽さはないが、寅以上に周りに迷惑がられる鉄郎！ そこは喜劇ではないからでしょうが、平成の世の、渥美清亡き後の寅さんの姿を見た気がした！ 山田洋次監督はこの後、『東京家族』（2012）を喜劇化して『家族はつらいよ』シリーズ（2016～）で、寅さんのいない『男はつらいよ』を撮り、それでもやっぱり我慢できずに2019年についに本家『男はつらいよ／お帰り寅さん』を撮影した！ とオイラは解釈している！ エンドロールを見ていると、中居正広！ あら？どこに出ていた？ 慌ててネット検索して、録画してたのをもう一度再生して、確認しました！ 確かに中居！ こんなにはっきり映っていたのに、最初に観たときは、全く気付きませんでした！ 加藤治子さんも、良かったなぁ！ 映画って素晴らしい！ そいつぁよかった！
- みっつん
3.0点
些細な喜びに感謝し 哀しき人へも労りがある 非常に考えさせられるし 4点相当の評価はする 小日向さんや石田ゆり子さんにこういう現場があることを知ってもらえただけでも値打ちがあるよ 現実は綺麗事でもないし人相も悪くなってしまうほど、障害者施設や生活保護施設は厳しい 会社を辞め介護士をしているが、高齢者施設のかたわら助っ人で行くと愕然とする これ以上言葉が出てこない・・・コメントも止まってしまう映画だね 優しい映画ではあるが、この優しい日本が日本を弱くしているのかもしれない 若い人はこの映画を否定して前に進んでほしいですね いずれ歳をとった時に観てもいい映画かな？ 山田洋次監督、ありがとう。 私の日本で一番好きな監督は、 市川崑。真逆な映画創りだけど リスペクトしてくれていたんですね。 嬉しかったです。
- mmb********
1.0点
淡々とした変に丁寧な話し方が気持ち悪くて、私はダメです。不自然で古臭いし…。ストーリー自体は面白そうなのに、映画の作りで台無しな気がする。見ていても喜怒哀楽の感情全てが１ミリも動かなかった。上手な俳優さんたちばかり（吉永さんを除く）なのに勿体ない。蒼井優ちゃんが可愛くて最後まで見ました。
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