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運命のボタン (2009)

THE BOX

監督
リチャード・ケリー
  • みたいムービー 444
  • みたログ 2,199

2.33 / 評価:910件

鑑賞者も試される、あなたは押しますか?

  • movie oyaji さん
  • 2010年10月30日 16時40分
  • 役立ち度 13
    • 総合評価
    • ★★★★★

突然贈られてきた奇妙な箱。
その中には、ボタン装置が入っていた。
このボタンを押せば2つの事柄が起こるというもの。
ひとつ目は、現金100万ドル(約1億円)が貰える。
ふたつ目は、見知らぬ誰かの命が奪われる。
果たして映画の主人公は押したのか押さなかったのか?

映画の予告篇では、ここらあたりまで観せてくれて大変興味を抱かせる作品と捉えられたのですが、本編を鑑賞すると、なんとまぁビックリですよ!
予告篇は序章にしかすぎませんでした。
人間誰もが持ち合わせる“欲”を根底にモラルが問われる作品内容には空恐ろしさを感じました。


まず何と言っても、一番に恐ろしかったのは、キャメロン・ディアスの顔が怖い!!
今までの彼女の作品に観られた魅力的な笑顔など皆無です。そりゃそうだよねミステリー・サスペンスなんだからしょうがない。終始観られるのは神妙なる顔付きか怯え顔なのであります。その顔が怖いのなんのって。カメラが寄った時には?ギャー、出たぁ~!?とオカルト映画顔負けで思わず「そのでかい口で俺を喰わんでくれ~~」と思ったほどでした。(失敬・・・脱線しましたが・・・)

予告篇での情報から勝手にストーリーを先読みしながら観ていくと、とんでもない展開にどんどんと惹き込まれていっちゃったよ。でも前半の面白かった究極の選択から考えると後半のお話しのまとめ方や、落し方が「またですか・・・」とね、お気に召さない方々も多くいるんじゃないかな。
俗に“禁じ手”と言われる展開の落し方であっても、作品自体に違和感の残らない落し方に作られているならば、それはそれで良しでしょう。私はそう思っています。


安定していない時に、ちょっとした隙に“魔の手”は忍び寄るものですね・・・。
1億円を我が物にする為には殺人に関与できるものなのか・・・鑑賞中、欲深い私はずっとこの1点だけを考えていました・・・1億円が3億円だったら、いや、10億円だったら・・・でも見知らぬ誰かだし直接自分では手をくださないわけだし・・・今の私でもこの誘惑からは逃げられそうにもありません・・・迷ったあげくに押したでしょう。

『自分の知らない誰かが命をおとし、そして1億円で優雅な暮らしを続ける』
それだけだと言ったじゃないか!
・・・でもこの作品に用意された結末はそんな単純なものではありませんでした。
何かを犠牲にして、利を得る。そこには常に代償が払われる事を忘れてはいけないのよ。と、改めて、世の中(?)そんなに甘いお話はありませんと痛感させられてしまう作品でした。

人間の心理をうまくついた、実にゾッとするほど面白く作られた映画です。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • パニック
  • 不気味
  • 恐怖
  • 絶望的
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