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インフォーマント!
2009年12月5日公開

インフォーマント!

THE INFORMANT!

1082009年12月5日公開

kak********

2.0

”実に退屈。これは駄作!”告げ口屋の物語

レビュータイトルはDVDの宣伝文句の”実に新鮮。これはケッサク!”を変換して感想にしたものである。 物語は、大企業の内部告発という一見シリアスな内容を中心に進行していくが、いつになっても緊迫した場面は現れず、観る者を翻弄していく。 主役は、「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」でアカデミー賞脚本賞受賞のマット・デイモン。脚本賞はベン・アフレックと共に受賞したもので、演技だけではない才能を発揮している。ちなみに主演男優賞はノミネートだけに終わっている。 そのマット・ディモンのノー天気風の演技は一見の価値はあるものの、物語は一本調子で盛り上がりに欠け退屈になる。 監督は、「オーシャンズ11」のスティーヴン・ソダーバーグなのだが、この監督の作品では「コンフェッション」や「シリアナ」など低評価を付けた作品が多い。退屈になるのは”波長”が合わないのであって、相性の問題ではないかと思う。 敢えて付け加えるなら、制作総指揮はジョージ・クルーニーであり、「オーシャンズ」シリーズのようにクルーニー一家が多く関わっているのはうなずけるが、「ピースメーカー」の熱演を観てしまうと、個人的には俳優に専念して欲しくなる。 そして共演陣の中では、TVシリーズ「スタートレック:エンタープライズ」のジョナサン・アーチャー船長役で知られるスコット・バクラの出番が多い。しかし、スタートレックのファンとしては、今ひとつピリッとしないFBI捜査官の役は観たくないのが正直なところである。 最後に何と、主役のマット・デイモンまでが、観たくない姿で現れて苦笑させられる。そこでは多分”大笑い”すれば良いのだろうが、それまでの流れからして笑えなかったので、何だか”ネクラ”になったようで気分が晴れずに見終わった次第である。

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