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HIS NAME WAS JASON ~「13日の金曜日」30年の軌跡~ (2009)

HIS NAME WAS JASON: 30 YEARS OF FRIDAY THE 13TH

監督
ダニエル・ファランズ
  • みたいムービー 8
  • みたログ 20

3.13 / 評価:16件

BLOOD & PROUD

  • 玉吉 さん
  • 2009年10月2日 23時56分
  • 閲覧数 165
  • 役立ち度 18
    • 総合評価
    • ★★★★★

『13日の金曜日』第1作目が製作されたのが1979年。
つまり今年はシリーズの30周年にあたるわけで。
リメイクが作られたり、インタビュー集が記念出版されたり、
ユニヴァーサル・スタジオにアトラクションが新設されたりと
様々な周年事業で活況を呈しているらしい。

本作は、そんなスラッシャー随一の長寿シリーズ
『13日の金曜日』の30年にわたる軌跡を
豊富なメイキング、フッテージ映像を盛り込みながら
「ジェイソン」という破格のアンチヒーロー像を中心に追った
インタビュー・ドキュメント。

ホスト進行役を嬉々として務める
「血のカリスマ」トム・サヴィーニさんを筆頭に、
シリーズ歴代の監督、ライター、作曲者、
歴代ジェイソン役者に歴代ジェイソン専用メイクさん、
スクリーム・クイーン、乳要員、ボケ要員、ミンチ要員等々
この上なく豪華な(※ファンにとっては)コメンタリー陣が勢揃い。

また13金をリスペクトする若手ホラー作家や専門誌ライターに
加え、「ホラーサイト管理人」なる人々がここでは既に
独自のポジションを確立してるあたり、時代を感じさせ興味深い。

まずは1作目から「フレディ vs.ジェイソン」に至る11作品、
そして本年のリメイク版に連なって行くシリーズの流れを
ざっくりと追う。
やってた当時でこそ
「またワンパターンの続編かいな。」なんて
小バカにしながら観てた覚えがあったけども、
こうやってずらっと並べてみれば、どうしてどうして。

はじめは湖底に潜む幻影に過ぎなかったジェイソンが
2作目でジャガイモ袋を被って実体化し、
更にはトレードマークのホッケーマスクを付ける。
それからバラバラに刻みこまれ、雷撃によって蘇り、
超能力少女と闘ったり、NYを見物してみたり。
挙句の果てには寄生虫やら、メタル・ジェイソンやら(笑)。

敢えてなのか止むを得ずかはともかく、
13金シリーズは監督はじめ作り手が全く一貫していない。
1作ごとに異なった顔ぶれがそれぞれに自由なアプローチで
ジェイソンのキャラクター化に取り組んできた結果、
かようにオモロカしいキャラクター・サーガを形成するに至った。

出演者達は胸を張る。
当時のシリーズを知ってるはずもない自分の子供達が、
ハロウィンになるとジェイソンのマスクを被り
"Trick or Treat!!" お菓子をねだりに来る。
こんなに誇らしいことがあろうか。
自分は、そんな伝説の存在に首をかっ切られたのだ。

 せーの!AAAAHHHHHHHHHHH!!!!

全てのジェイソン・ラバーズが思い思いにSCREAMを
競いあげるエンディングには、こんな低俗野卑な映画に
携わった彼らなりの「誇り」がぎっしりと詰まっている。

観終わった頃には、
1作目からシリーズを通しで観たおしてやろうか、なんて
そんな気持ちになってしまうことウケアイ。

シリーズを好きだった人も、
シリーズをバカにしてた人も、
シリーズを知らなかった人も、是非。

これからの子供たちのために、
ジェイソンの新たな伝説は始まったばかり。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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