あらすじ・解説
暴君シャルル16世が支配するタキカルディ王国の高層宮殿最上階の部屋には、美しい羊飼いの娘と煙突掃除の青年、王の肖像画が3枚飾られていた。ある夜、恋する娘と青年が絵の中から抜けだす。彼女を狙う肖像画の王は本物の王になり代わり、2人を捕えるために大捜索を命じる。2人は1羽の鳥の先導で、迷路のような階段を駆け下りてゆく。
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作品レビュー(92件)
- mir********
5.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - coo********
2.0点
この王国にいる王様は最低ですよ。 それだけは言える。
- nit********
5.0点
凄い!!あの「王と鳥」が、まさか劇場で見られるとは!ジブリの高畑監督や宮崎監督に影響を与えたとオフィシャルサイトの宣伝コピーにありますが、これは誇大表現ではなく、宮崎監督の「未来少年コナン」や「長靴をはいた猫」「天空の城ラピュタ」なんか、このポール・グリモーの「王と鳥」の影響をもろに受けてます。「カリオストロの城」なんかは、パクリ?ってくらい真似てるし…。ここまで行くと、オマージュとはいえないかも。よく言えば、このアニメが、それほどの傑作だということでしょう。高幡、宮崎いがいにも、大友克洋の「アキラ」やハリウッドアニメの「アイアンジャイアント」、「シュレック」なんかも、めちゃくちゃこの作品の影響をうけてると思いますよ。 何より嬉しいのは、これをジブリが配給することですね。普通の映画会社が配給してたら、アートアニメとして売ったんでしょうけど、このアニメの魅力は違うところにあります。もちろん、アニメーションもすごく綺麗で、可愛いキャラも出てくるし、それだけでも見所満載で、音楽も「戦場のピアニスト」の作曲家と、シャンソン「枯葉」のジョセフ・コスマですから、音楽もめちゃくちゃ素晴らしい。オフィシャルサイト(www.ghibli.jp/outotori/)では、その一曲をフルに聞くことができます。でも、この作品の魅力は、高畑監督や宮崎監督といったジブリの諸作品に通ずるテーマ性。キャッチコピーはこうです。「気をつけたまえ。この国は今、罠だらけだからな。」王様は気に入らない家臣がいるとポチっとボタンをおします。すると床がパカッとあいてその家臣はストーンと落っこちてしまいます。そしてスっと何事もなかったかのように床はもとどおりに。体制に対してモノ申そうとする人たちをなきものにする。それって、小泉政治そのものだし、いま国会で審議が始まった「共謀罪」そのもの。また、超高層宮殿の最下層に貧民が閉じ込められ強制労働させられているのは「勝ち組」と「負け組み」にはっきり分かれている格差社会を描いているし、巨大ロボットで自分の意思を押し付ける王様は帝国アメリカの姿が二重写しになる。あぁ、7月の公開まで待っているのは惜しい!是非、今、もう今すぐにでも見て欲しい作品です!!
- qaz********
4.0点
私はDVDの後に「王と幸福の鳥」としての日本語吹き替え版のも見ました。 王が絵の自分に対面し恐怖のあまりチェスの警察のスイッチを押す場面でオリジナルは「ポリス!ポリス!」と叫んでいるのに対し吹き替えは「警察!早く!警察!」と訳されてました。 本作を見るにつれ今の日本や世界を見てるように思われます。 ラストのロボットの破壊も今の弱った内閣を思わせます。 だから、政治に関心ある人は見るべし!
- amo********
5.0点
見て損は無いのは確かなんだけど、ちょっとついていけない部分も多い。 美術レベルの高さはもう、私ごときでは評価できないように見える。 音楽も、いいと思う。 ただいろいろと表現が咀嚼しきれない。 いったい誰に向けて製作されたアニメなのか? もしかして、フランス革命を風刺してる・・・?気のせいでしょうか。
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