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ブルーノ (2009)

BRUNO

監督
ラリー・チャールズ
  • みたいムービー 169
  • みたログ 418

3.16 / 評価:102件

反抗心だけ

  • 一休宗純 さん
  • 2010年4月2日 4時57分
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

映画のジャンルの中で、古くから「お下劣」とか「エログロ」とか「ナンセンス」なんてーのがあったのだが、今月の1日映画二本目に選んだ【ブルーノ】は、そのうちのどのジャンルなんだろうかと首をひねってしまった。

オイラが知っている中で、「お下劣」で「ナンセンス」な映画を撮るのが上手な監督といえば、メル・ブルックが第一等で、古くは【サイレントムービー】や【新サイコ】があり、最近では【プロデューサーズ】なんて作品もある。比べちゃいかんし、比べるべきではないのかもしれないが、メル・ブルックス作品の下劣さとナンセンスさに比べれば、【ブルーノ】は見た目の奇異さを売り物にした楽屋オチでしかない。もちろん、それを狙ったのだというなら話は別だが、そんなものは数十年前に日本のTV番組「進め!電波少年」でやりつくしているわけで、現代アメリカ人の企画力の低さを見せられただけのような感じがする。

主人公・ブルーノを演じているサシャ・バロン・コーエンという人は、きっとアメリカに渡って来て、色んな辛い事を経験したのだろうという事は理解できる。そして、アメリカ人として成功することも出来ず、田舎者特有の上から目線に辟易し、それに反抗心を抱いたのだろうとも思う。ラスト近くでアルティメット的プロレスのリングに上がって、ゲイシーンを観客に見せつけ、大々的なブーイングを起させるのだが、反抗心や怒りをぶつける先が常に田舎者相手なので、ただただ騒ぎを起しているってだけで、どの場面もスッキリしない。

ゲイファッションで中東を闊歩しても、追いかけられたらひたすら逃げちゃうだけだし、ス○ッピングパーティーに飛び込んで、女王様にベルトで打たれたりすると、これまた逃げてしまう。これじゃあ、松村邦弘や出川哲郎にも及ばない。故アラファト議長に「アラファァ~トわたしが、夢の国~♪」と歌わせた電波少年のナンセンスさを見習えと言いたい。

今回、新宿バルト9でオイラの横に座った若者は明らかに10代と見えたのだが、ポイントポイントで大笑いしていた。しかし、この映画でそんなに笑わせられるとは、日本の若者もまだまだ純粋なのかな~と思ってしまう一休であった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • ファンタジー
  • 絶望的
  • 切ない
  • コミカル
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