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アリス・イン・ワンダーランド (2010)

ALICE IN WONDERLAND

監督
ティム・バートン
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3.08 / 評価:3,909件

ワンダーランドは、自分探しの旅

もちろん3D技術など視覚効果も凄いんですが、注目すべきはストーリーの奥深さです。

実はこの「ワンダーランド」は、アリスの精神世界を描いているのではないでしょうか。

そもそも何故アリスの設定を19歳にしたのか?

冒頭アリスは、自分をマトモじゃない不思議ちゃんと蔑んでてみんなにも相手にされないので、思ったことも口に出来なくなっている。また正式な場にもかかわらずコルセットをあえて着けなかったり、親に政略結婚させられそうになり返事に困るなど、まさに大人と子供の境界線にいる。そんな決められたレールに乗せられそうな時に、彼女が逃げ出しワンダーランドへと迷い込むんですね。

その不思議の国でアリスは主に2つのことを学ぶと思います。

1つ目は、「マトモでないことの素晴らしさ」ワンダーランドはとにかく全部が奇妙。しかし人と同じではないこと、特別であることの素晴らしさを発見していく。鬼才・ティム監督ならではの視点も説得力がある。

2つ目は、赤の女王と白の女王の対立。アリスが親のレールに乗るか乗らないか?を比喩しているのではないか。赤の女王はとにかく言うことさえ聞いていれば生活は保障される。しかし自由は許されない。白の女王は何をやっても自由。選択肢は無限にあるよと開放の象徴。によって彼女は、自分の人生は自分で決めたい!つまり結婚相手や仕事なども自分で決めたい!自分の人生は自分で切り開く!と思い、赤の女王に戦いを挑む!ぜひ結末は劇場で楽しんでくださいね。

またアリスの成長過程は、青い芋虫が教えてくれていますよ。

つまり「ワンダーランド」とは自分探しの旅だったんじゃないかなぁ。今の自分ってこのままでいいのかな?将来に不安があるって人に見て頂きたいです。

最後に、この映画をオリンピック日本代表・国母選手にも見てもらいたい!題して「コクボ・イン・ワンダーランド」(笑)大人になってほしいですね。

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アリス・トリビアネタ

「マトリックス」1999年
主人公ネオのセリフで「アリス」に影響を受けているシーンがあります!「白ウサギを追え」というメッセージを受け取り、現実だと思っていた世界が、実は仮想現実だったことを知る。思わずニヤリとさせられますよ。見事なオマージュ。

・アリスのワンダーランドがなければ、ピーターパンのネバーランドもなかった。

・日本にアリスが初めて紹介されたのは1899年
「少年世界」という雑誌で「鏡の世界」主人公の名前は美代ちゃんと変えられていた。

確認されているもっとも古いアリスの映画は1903年の「アリスインワンダーランド」
セシル・ヘップワース監督。100年以上前からある。少なくとも30本以上が映画化されている。

・オズの魔法使いもワンダーランドに影響されている。

・森ガールのルーツはアリス。

詳細評価

物語
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