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狼の死刑宣告 (2007)

DEATH SENTENCE

監督
ジェームズ・ワン
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3.70 / 評価:319件

ケビン・ベーコンは最高の悪役顔

  • kok***** さん
  • 2020年9月18日 14時10分
  • 閲覧数 166
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

大昔、チャールズ・ブロンソン主演で映画化され、その後リメイクされたのが本作。
ちなみにブルース・ウィリス版のリメイク映画もあるが私は圧倒的に本作が好き。絶望感が比較にならない。


超エリートサラリーマンが殺された家族の復讐に挑む、そこまではいいがどこにでもいる優しいパパが突然プロの殺し屋のような腕前を見せるから違和感がすごい!!!
それと警察が無能、お前らさあ……。
と文句を書いたものの…ケビン・ベーコンの存在感がすごすぎてそんなダメダメ要素はどこへやら、やられた…やられたよおお、最後はウルっときちゃった…。
だってケビンさん本当にいい表情するんだもん。

自分が初めてケビン・ベーコンを観たのはおそらく「インビジブル」の透明人間役だったかな。
次に印象深いのは「激流」の…やはり悪役。
あとは「ワイドシングス」『ミスティックリバー」など。

もう完全にカリスマ悪役スターと思っているのでこの作品でも「なんて無駄に迫力のある顔の子煩悩エリートサラリーマンだろう…」って。
復讐するため覚悟を決めてからの彼はすごかった。
「これ、これだよ、ケビン・ベーコンはこれ!!!!」と胸が熱くなった。
しかし悲しい…本当に悲しいお話。
あまりに理不尽な理由で殺された息子、そして復讐の連鎖。
子を持つ親としてものすごく感情移入してしまう。

ただ…アメリカ文化だからしょうがないと思うけど、長男が殺されて打ちひしがれるのはわかるけど、夫婦で寄り添って慰め合って肩寄せ合って眠る割りに次男くんへのフォローが少なすぎるんだよ。
まあそんな心の余裕はないんだろけど、それでもなんだかなあ。

一つ腑に落ちないのが、「父親」という立場の2人のおっさんが対峙するシーン。
あのギャングのボス兼クソガキの親父はどういう考えなの結局??
息子の命はどうでもいい…とまでは思っていないし、あれかな、とりあえず金持ってるから銃器は売るけどどうせ殺しなんてうまくできねえ素人だろ?とタカをくくってた?
だけど銃の説明書まで渡してるし、背後から撃つこともできるのいやらないし、でも息子に忠告?しに行くし…ギャングのおっさんの行動に一貫性がない。
まあクズ人間の行動なんてそんなもんなんだろうけど。
誰よりも子を想う主人公と、親子揃ってそうしようもないクズの犯人たち。
同じ「息子」という立場であってこうも明暗が分かれるというここらへんの描写がなんともいえない。

さんざんやりあって瀕死の状態の主人公と、復讐対象のギャングくん。
2人が隣り合わせて座っているシーン。
なんとも言えない…、ギャングくんが放つ「お前も俺達と同じ」という言葉の裏にはきっと
「だけど息子を想う気持ちだけは俺達の世界と違う」っていう本音もあるんじゃかろうか…いや、それは自分の願望かな。

自分にもこんな風に想ってくれる父親がいたら、自分も裕福な家の子どもだったら…この結末にはなっていなかった、そんな後悔をしてほしい、ぜひとも。
色々おかしい映画ではあったけどケビン・ベーコンが見せるラストの表情で心持っていかれました、さすが…ケビン・ベーコン!!!

詳細評価

物語
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