2009年10月3日公開

ボヴァリー夫人

SPASI I SOKHRANI/SAVE AND PROTECT/MADAME BOVARY

1282009年10月3日公開
ボヴァリー夫人
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

片田舎の町医者と結婚したエマ(セシル・ゼルヴダキ)は娘も授かり、一見幸せそうな生活を送っていた。だが、彼女はその退屈な場所でのあまりにも単調な結婚生活に飽き飽きし、次第にふさぎこむようになっていく。そんなある日、裕福な隣人のロドルフが使用人の治療のために訪れたことから、彼女は情事に身を焦がすようになっていく。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(9件)

不気味23.5%不思議17.6%悲しい11.8%切ない11.8%絶望的5.9%

  • j16********

    5.0

    ソクーロフは変わらない、映像作家だ

    ソクーロフは、現代作家の中で、フィリップガレル、アンゲロプロスと並び映像芸術の最高地点にいる芸術家だ。 高尚な芸術作品からドキュメンタリー作品までとにかく凄まじい。 私はソクーロフだけを天才と呼びたい。

  • kap********

    4.0

    原題の

    「救い、守りたまえ」で公開した方が親切だったかもしれませんね。 だって「ボヴァリー夫人」て題名だと、原作の忠実な映画化だって勘違いして観に行っちゃう人、結構いるんじゃないですか?ソクーロフ監督のことよく知らない人なんかは特に。(そういう私もこの監督の作品は観たの初めてです。笑) 逆にストーリーの方が添え物なんですよ。 近現代であるがいつとは定かでなく、どことは定かでない荒野で、奇っ怪な人々の中に放り込まれて抜け出せず…、そんな感覚を堪能してきました。 うーん、この感覚、何だか久しぶり。 ああそうだ、デビッド・リンチの作品をちょっと髣髴。 主人公を演じた人はプロの役者ではないそうです。 しかしあの強烈な面構え、惚れました。

  • タダラフィル

    3.0

    ネタバレソクーロフ作品として異色の作品です。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • m87********

    5.0

    アレクサンドルクローソフの傑作

    名作です。 まさに芸術作品。 彼は本当に芸術的で好きだ

  • miy********

    3.0

    ロシア人もアメリカ人も神はキリストさん

    最初の20分ほど眠くて仕方がなく、時々居眠りをしてしまいました。何しろ間延びしていて延々とワンショットが続く画面がかったるい。何が言いたいんだこの映画は、間違えてB級ポルノ映画を見に来てしまったのかと思いました。しかしそのうちに映画の中にぐいっと引き込まれていきました。   フランスのフローベールの原作は江戸時代末期にフランスで出版され、日本で大正時代に出版された翻訳書は、発禁処分を受けたそうです。今では多数の訳者の本が出版されています。映画はソ連邦が崩壊するさなかの20年ほど前に、舞台をロシアの田舎に移して、製作されています。主役は素人の女性らしいのですが、オンナは素人でもこんなに役になりきれるのかと感嘆するしかありません。 映画の画面は屋外であっても、空には常に雲が垂れ込め、屋内のシーンには蝿の羽音が途切れなく通奏低音で流れる。しかも蝿そのものの長い大写しのショットも。どこにも逃げようがない、思いの晴らしようのない・・。そんな気分に連れ込まれる。強烈なセックスシーンが繰り返されるが全くいやらしくない。映画は女の情念をこれでもかこれでもかと描きだしていく。 主役の夫人が砒素を仰いで自殺をしたあと、膨大な葬儀の時間にフィルムが割かれる。カメラを低い位置に据えて、長い長い時間で葬儀の一部始終がワンショットで流される。棺桶へ納める。馬車に乗せる。行列が歩く。どこにこれだけの人が住んでいた?というほど多数の老若男女が喪服で画面にあらわる。 牧師がお祈りをはじめたとき、ふとクリント・イーストウッド映画との相似を感じた。イーストウッド映画にはカソリックの坊さんが皮肉と応援を共にもらいながら、必ず登場する。 このロシア映画でもたんたんとロシア正教の坊さんが墓場での儀式を仕切る。 ロシア人とアイルランド系アメリカ人、その差は大きいと勝手に思っていたけれど、民衆の間では死を前にしたとき、同じ神「キリスト」をルーツにした聖書の言葉で送られることに気がついた。 アメリカであろうがロシアであろうが、土地の人間の日常の日々の生活と一体になっている宗教、それがキリスト教なんだと。 映画の本筋ではないとは思うが、そんな日本の外の人間の、宗教と彼らの関係のありようを強く感じました。そんななかで、民主党の小沢さん、最近のあなたのキリスト教に関する発言は、キリスト教世界からすると無視するわけにはいかないような気がします。森喜朗元首相の「日本は神の国」発言は、どうぞご勝手に、こっちから見たらどうでもいいと受けとめられた思うけど、小沢さんの「キリスト教は非常に排他的で独善的」発言は、民衆の日常の拠り所を全否定されたと受け止められた面があるような気がする。小沢さんがこれから欧米の公式の場に出る時、向こうのメディアの厳しい質疑にしゃんと対応できるだろうか。まさか誤魔化さず、自分の信念に基づき、ふらつかず、ゆるぎなくきちんと対応してほしい。そして日本の第1党の幹事長としての責任をかけて、「キリスト教は非常に排他的で独善的」であるなら、そのことをロジックとパッションで、米ソの民衆もわかるように説明して欲しい。 そんなことも映画を見終わってから思うような、奇妙な映画ではありました。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
ボヴァリー夫人

原題
SPASI I SOKHRANI/SAVE AND PROTECT/MADAME BOVARY

上映時間

製作国
ロシア

製作年度

公開日

ジャンル