2009年10月31日公開

アンを探して

1052009年10月31日公開
アンを探して
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

プリンス・エドワード島にやって来た17歳の杏里(穂のか)。「赤毛のアン」が大好きだった亡き祖母・静香(吉行和子)の初恋の人探しという目的は、見知らぬ土地で困難を極める。優しいライアン(ジョニー・サー)にほのかな思いを抱き始める杏里とともに、ホテルのオーナー・マリ(ロザンナ)と隣人のジェフ(ダニエル・ピロン)との関係にも少しずつ変化が訪れる。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(23件)

切ない25.5%泣ける21.3%ロマンチック21.3%かわいい12.8%悲しい4.3%

  • cha********

    4.0

    緩やかに流れる感情…こういう映画もいい!

    世界中で読まれている「赤毛のアン」をモチーフにして 作られた完全オリジナルストーリー。世界一美しい島と 言われているカナダのプリンス・エドワード島でのオール ・ロケ。そして主演は映画初主演となる穂のか。 なかなか地味な(笑)宣伝文句が並んでいますが…果た して内容は…。 ------------------------------------------- 2008年夏、世界で最も美しい島と称されるカナダ、プリ ンス・エドワード島に降り立った一人の少女・杏里(穂 のか)。一緒に来るはずだった祖母は、突然この世を去 り、傷心のままの一人旅となった。 迎えるのは、祖母の生前からの友人であるB&Bの女主人・ マリ(ロザンナ)。初めての一人旅で不安いっぱいの杏 里は、なかなか心を開かないが、マリや周りに住むおか しな住民たちとの交流によって、少しずつ自分を表現し ていくようになる。 そんな杏里だったが、この島に来たのには、大きな目的 があった。祖母が大切にしていた宝物である「赤毛のア ン」の本。これは戦中に、祖母が恋焦がれていたカナダ 人兵士からもらった本だったのだが、祖母が残した大学 ノートを手がかりに、そのカナダ人兵士を探そうとして いるのだ。 果たして杏里は、祖母の想いを昇華させることが出来 るのか…。 ------------------------------------------- 要約してしまうと、何も知らない純粋無垢な17歳の女 の子が、異国の地で出会う人々によって、色々な影響 を受け成長していく物語…ということになります。 そこに祖母との家族の“絆”や、周囲の人々との“絆” が丁寧に描かれてきます。 各シーンやストーリーを思い出してみると、確かに地 味な設定で、派手な展開はありません。でも、圧倒的 に美しい景色に、とっても優しいストーリーが結びつ き“映画”という総合芸術として非常に完成度が高い 作品になっているように感じます。 ある意味、都会の17歳の高校生が、ここまで純粋無垢か? と言われれば、否定はできません。その意味ではファン タジーな作品なのかもしれません。 でも、登場人物がなんとも優しさにあふれているので、 見ている方が、とても心地よく優しい気分になれるの です。 「退屈!」と片付けられてしまう危険性はあるかもしれ ませんが、私はこの映画にとても癒されました。 最後に、主演の「穂のか」さん。この映画にはぴったり ハマっていました。出始めの夏帆のような瑞々しさがあ ります。演技が上手いか下手かは分かりませんが。。。

  • ari********

    5.0

    じんわりくる映画

    大きな展開があるわけではないけれど、涙が出てしまいました。 自分自身の祖母が話していたことを思い出したり、大切な人達のことを思い起こしたり。 それぞれの場面でふっと感じることが多かったです。 穂のかが新しい俳優で素朴な感じがするからこそ、他の登場人物たちそれぞれのエピソードが引き立っているのかもしれません。その中でも、紺野まひると高部あいが演じる姉妹のからみがいい味を出しています。意外にも高部あいがいいキャラでした。 映画全体から感じたのは、そういえばこの映画って日本の映画だったんだ、ということ。 プリンスエドワード島でのオールロケだそうで、映像がとても綺麗。言葉のこともあって、自分がどこかにいる感じになります。牧草ロールを見て一瞬故郷に帰りたくなりましたけど・・。 予想以上にじんわりきて、よかったなと思う作品です。

  • tsu********

    3.0

    せっかくの背景も、ヒロインの演出に失敗

    舞台となる島の風景も、そこで生活を営む人々も、都会の喧騒とは隔絶された中で、時間を忘れさせてくれるような効果を持っています。 そして途中からそこへ飛び込んでくる姉妹がその忘れかけていた都会の匂いを持ち込んできて、ひとつのアクセントになっています。 ところがどうにもヒロインのぬぼ~とした雰囲気がいただけなく、もっとシャッキッとしろよと、観ていてイライラしていきます。 それも最初から最後まで終始変わらないので、作品としてもしまりがなくなってしまうのです。 そこには演出の意図があるとは思うのですが、結果からすると大きく外してしまったと言わざるをえないでしょう。 せっかくの素材も打ち消してしまう主人公に対する演出、或いはキャスティングで、ドラマの好感度も半減でした。

  • shi********

    4.0

    優しさあふれる良作

    私は未読だが「赤毛のアン」のファンの方々はさぞ複雑な心境ではないだろうか。 本作でアンの象徴とされるのは高部あい演じるミカ。 人なつっこく奔放な女の子なのだが、それが性的にも奔放なのだから頭を抱えてしまう。 日本国内だけにしていただきたい。 時代の変化は無視できないのが現実なのだが、やはりアンのような存在は大切にしたい。 この映画のヒロインは死んだおばあちゃんシズカで、それを象徴するのがアンリ。 大好きだったおばあちゃんを亡くした喪失感を抱えながらも、その初恋の痕跡を確かめに旅する行動力のある少女を、穂のかが見事に演じている。 際立った美少女ではないのだが、不安と戸惑いと喪失感をよく表現できている。 つたない英語を話すという役柄に助けられている点は、知的障害のある少女を演じた「はりまや橋」にも言えるかもしれないが、どちらも難役と言える。 ミカのような役がハマる女の子は多々いるだろうが、アンリのような役にハマる女優はなかなかいない。 二作とも良作に恵まれたと言える。 父親の話題が先行しがちだが、むしろハンデにならないように成長してほしい。 思えば本作も「はりまや橋」も亡き家族の足跡をたどる物語。 悲しいことに、どちらも良作にもかかわらず、公開館が非常に少ない。 おそらく多くの人々がその存在さえも知らずに上映終了となってしまう。 「キミ」「ボク」「恋」などが絡んだタイトルで、誰かが死んじゃう映画がヒットする一方で、こういう作品が埋没するのは残念である。 「ほらほら死んだよさぁお泣き」という製作側と「いつ死ぬの?まだ死なないの?あー死んだ死んだヤバい泣かなきゃ」という観客ばかりがヒット作を作っている現実がある日本映画界だが、本作のような良作を掘り出すのもまた一つの喜び。 映画は人が死んだ後の話でも、こんな素敵なストーリーを紡ぎ出せるじゃないか。 そんな想いが涙と共にあふれる作品だ。

  • いやよセブン

    4.0

    赤毛のアン

    17歳の杏里(穂のか)は両親を早く失い、お祖母ちゃん(吉行和子)に育てられた。 お祖母ちゃんの初恋の人がカナダ出身で、「赤毛のアン」の舞台であるプリンス・エドワード島の灯台の近くに住んでいる、と聞いていて、おばあちゃんの友人であるイタリア出身の日本育ち女性マリ(ロザンナ)の住む島を訪ねる。 内気な杏里はマリや地元の人に溶け込むことができず、黙々と灯台めぐりをしていた。 帰国の日が迫ってきたある日、マリが開いてくれたさよならパーティで、お祖母ちゃんが初恋の人に宛てた手紙を朗読したところ・・・。 風光明媚な島を背景に、日本人とカナダ人の関係を、過去と現在を交えて感動的に描いている。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
アンを探して

上映時間

製作国
日本/カナダ

製作年度

公開日

ジャンル