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アサルトガールズ (2009)

監督
押井守
  • みたいムービー 76
  • みたログ 214

2.02 / 評価:122件

09年おバカ邦画NO1!敵はデカイみみず

  • 三級映画技士 さん
  • 2010年6月27日 16時08分
  • 閲覧数 1117
  • 役立ち度 38
    • 総合評価
    • ★★★★★

おバカ映画の王道として皆から愛される「シベリア超特急」
三池監督の確信犯的おバカ映画「Dead or Arive」
大仁田厚監督のヒューマンドラマ「monja」
私が生まれて初めて観た映画死後の世界が体験できる「大霊界2」

そして伝説「北京原人who are you」

私のライフワーク(?)でもあるおバカ映画探究。

2009年。

そんな日本おバカ映画界にとてつもないビッグボムが投下されました。

それが「カムイ外伝」でした。
ここにきてそれを上回るおバカ映画の傑作が誕生しました。
それが本作「アサルトガールズ」です!

個人的には09年NO.1のおバカ映画です。

一般の映画ファンには決してお勧め出来ない1本ですが、
おバカ映画ファンなら観る価値のある映画だと思います。

私の稚拙な表現でこの映画を表現するのは難しいのですが
その一端を書いていこうと思います。

ちなみにこの映画はAvalonという架空世界(オンラインゲーム)を舞台にした映画です。
映画の設定では世界中を熱狂させるゲーム上でのお話です。



?出てくる敵はデカイみみずだけ

本作で主人公含む4人のプレイヤーが狙い倒す(得点を稼ぐ)対象として登場するのが、
デカいみみずです。

物語を終始このデカいみみずを倒す事を目的に繰り広げられます。

敵はデカいみみずしかいません。

「オンラインゲームならもっと色々な種類の敵いないの??」

そう思った矢先登場したラスボスは・・・なんと!!



デカいみみずより少し大きいみみずです。
色がチョット違います。


「同じモンスターの色違い」


ゲームの世界でありがちな事。
この作品はしっかりと表現しているように思います。



?仲間同士のケンカがラウンド5まである

本作の中盤、黒木メイサ演じる主人公グレイと藤木義勝演じるイェーガーが内輪もめし、
決闘をするシーンがあるのですが、

架空ゲーム上では何度もコンテニューが出来るからなのでしょうか?
なんと同じ決闘が5回も繰り返されます。

しかもこの決闘、実力差がありすぎてケンカというよりも
黒木メイサが藤木義勝を一方的にボコボコにしている映像が永遠と流れます。

私はこれはケンカではないと思います。


プレイだと思います。


アサルトスーツを着た黒木メイサのSMプレイ

需要はあると思います。



?永遠と写されるかたつむり

本作は70分という短い尺でありながら、

その多くの時間を

「歩くイェーガー」
「かたつむり」

この2つを写すシーンに使うという不思議な映画です。

程よい眠気を誘うこのシーン。

「早く敵出てきて!」

そう私は願いました。


そう思った矢先!

出てきたーーー!!
こっ・・・この敵は!!


なんと出てきた敵は・・・。


はい、そうです。
デカイみみずです。



?単調すぎるゲーム内の世界

ステージには4人のプレイヤーしか出てきません。
この4人以外に登場人物は一切出てきません。

ステージは荒れ果てた草原。
その草原以外に写る景色は殆どありません。

Avalonより絶対モンスターハンターの方が面白いって!!



?押井監督、映画として歪な情熱のかけ方。

本作は物語は退屈、
CGクオリティも低く、
このレビュー上の評価も正直納得の作品なのですが、

ただ登場人物の衣装だけは細部までコダワリまくっています。

アサルトガールズの衣装はもちろんですが
個人的に特に好きだったのが藤木義勝演じるイェーガーの衣装。

背中に担いだデカイみみず・・・じゃなかったデカイ銃。


ただ一言・・・。
ボロかっこいい☆


特に背中にぶら下げたフライパンがなんともいえない哀愁を漂わせます。

そしてそのフライパンで作る料理「ベーコンエッグ」の美味そうな映像は、
誇張でも何でもなく「かもめ食堂」を超えてます!

肝心なトコロが投げやりなのに
細部に突出したこだわりを見せるのも

この作品の特徴です。

個人的にはこういう映画の偏狭具合は大好きです♪




最後に「おバカ映画」と「ただの駄作」この違いについて
個人的に思うことを書きたいと思います。

端的に書くと

「チャレンジして失敗した映画」
「作家性が間違った方向に進んでしまった映画」

これらの映画はたとえたとえつまらなくても!
作り手の思いが詰まっていさえすれば!!

時に思いもよらない不思議な魅力を醸し出す事があります。
私はそういった作品を個人的に「おバカ映画」と呼んでいます。

それは興行目当てだけの志の低い昨今の日本映画の駄作とは
点数が同じでも私としては全く違う位置づけの作品なのです。

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