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アサルトガールズ (2009)

監督
押井守
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2.02 / 評価:121件

押井監督、はっちゃける

  • 江楠 さん
  • 2010年12月6日 10時59分
  • 閲覧数 337
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

 ここ1年ちょいで、宮崎駿、庵野秀明、押井守・・・彼らアニメ界の三巨頭の最新作(ポニョ、エヴァ破、本作)をそれぞれ観て、共通して僕が思ったこと。

「はっちゃけとる!」

 皆、はっちゃけている。色んな制約をぶち破って、自分の描きたいものを描きたいように描いている。それぞれ想いを溜めこんで技巧を突き詰めていた時期を抜けて、ついに魂を解放した。爆発。暴走。昇華。

 で、僕が一番好きなのは、はっちゃけながらもしっかりと観客を見据えてくれていた庵野監督の『エヴァ新劇場版:破』で、次に、その暴走具合に若干ヒきながらもやっぱり存分に楽しませてもらった駿監督の『崖の上のポニョ』、そして・・・好き放題楽しんでやってるのは分かるけども僕のストライクゾーンを遥かに逸れて突き抜けていった本作、押井守監督の『アサルトガールズ』なわけで。

 「アニメキャラみたいな女優にアニメみたいな衣裳着せてアニメみたいな話を作ろう!」
 主旨はよっく解ります。実際、うまいこと実現してます。でもそれなら監督、アニメでやりゃ良かったじゃないスか。いや、三人の女優さん達については、文句のつけどころはないですけど(特に佐伯日菜子さん)。
 
 僕が最初に観た押井作品は『攻殻機動隊』で、「何だコレつまんねえ」と鼻白み、でも『イノセンス』を観たら「あ、好きかも」となり、『うる星やつら2』で「うわ、面白いじゃん!」と驚き、『真・女立喰師列伝』で「アリだな」と満足し、『パトレイバー』をMOVIE1と2続けて観て「すっげー!!」と大興奮、そして『攻殻』を再見してその凄さにようやく気づき、『スカイ・クロラ』が一番ハマりそうなので最後にとっておいて、本作を先に鑑賞して・・・「はっちゃけてる! けど合わねえ!!」と思ったわけで。

 やはり、僕が押井守監督に対して求めているのは『パト2』で最も顕著だった未来への思考の跳躍と、現実と個人との斬り結びの模様であって、分かり易さやカタルシスなんかではなく、かといって難解さそのものでも決してないわけで・・・。

 監督の好きな方向へ行ってほしいとは思いつつも、「マモルゥー、カンバァーーック!」と叫びたくもあるわけで・・・。

 何はともあれ、『鉄人28号』も観ておこうと思うわけで・・・。

 なぜこんな語り口になってしまったのかは、自分でもまったくわけ分からないわけで・・・。


12月6日 北というわけでもなく南というわけでもない中部地方から

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