あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(43件)
- yyb********
5.0点
シャム王国の王様と、王国の子供たちの家庭教師として招かれた女性アンナの交流を描くミュージカル映画。最初はややちぐはぐな関係であった二人。だんだんと情が育まれてゆく。ダンスシーンは素晴らしい。このダンスがかなりダイナミックで、踊り演じるのも大変だったのではないかと思ってしまう。ラストは感動的。
- ymm********
3.0点
子供の頃に見たユルブリンナーはなぜか耳の尖った宇宙人ぽいイメージでしか捉えてなかった(CMか?劇中の役柄か?)のだが今こうやって見るととてもハンサム、元はロシア系とは驚き。 デボラ・カーの着るドレスの裾がこれでもかって言うほどふわふわに広がって素敵。 英語教師としてタイに赴任するけど、劇中のタイ人がほとんどちゃんと最初から喋れてるのは笑笑。 インドが英国に支配されたように、英語を共通語として定着させるべく徐々に支配されていく歴史的事実。 それは今の日本や韓国などを始めとするアジア諸国をはじめその他多くの国の英語教育が行われている状況から見ても、子供の頃から英語が話せることを良しとし、流暢に話せる人は、例えばアラビア語やヒンズー語を話せる人よりなぜかかっこいいと評価され、これからの長い年月をかけて徐々に欧米化され、その国々独自の衣服や家屋や文化などがもうすでに少しずつ滅亡しつつあるように徐々に侵食されていくような一抹の不安はある。そんな側面を考えさせられた映画だった
- abu********
3.0点
ネタバレユル・ブリンナー
このレビューにはネタバレが含まれています。 - arl********
5.0点
美しい映像、音楽、そして麗しい俳優陣、ミュージカルとしてもかなり見応えのある映画です。 もちろん物語もとても面白いです。英国からやって来た家庭教師のアンナ先生がシャム王室の人々と触れあい、文化の違いを知っていきながら互いに理解を深め合う流れには、観るほうも次第に共感を覚えてゆくものと思います。登場人物の魅力もたっぷりです。知的で優しく温かく、さらに王に物怖じしないほど気が強い、そして美しいアンナ先生や、聡明かつ革新的であり、また王にふさわしく尊大であるにもかかわらずどこか子供っぽくて憎めないシャム王との心の交流は、観ていて心が暖かくなりました。 この映画のなかで描かれている主題のひとつには社会的、国境的価値観との違いといった重々しいものもあり、我々にも考えさせられることではありますが、しかし作品のなかでそれらに直面しながらも友情を育んでゆく登場人物たちの姿が、なんといっても魅力的です。そして、そういった繋がりにもいつかは別れが訪れることを象徴するような切ないシーンも印象的でした… 一度のみならず何度でも観たい、ミュージカルの名作です。
- ame********
3.0点
タイ王国(サイアム)に教師として招かれた英国女性が 封建的な王室に呆れながらも奮闘する話というところか エキゾティズムとカリカチュアライズに充ち満ちているね 日本だと蝶々夫人とかミカドとか あるいは007は二度死ぬみたいな? アンクルトムの小屋の翻案舞台がその最高潮 最後の展開も取って付けたような印象だった
スタッフ・キャスト
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受賞歴
アカデミー賞第29回
ゴールデン・グローブ第14回