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銀色の雨 (2009)

監督
鈴井貴之
  • みたいムービー 67
  • みたログ 142

3.40 / 評価:60件

描写不足、でもきれい。

  • neko800_cube さん
  • 2009年11月28日 23時16分
  • 閲覧数 184
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

舞台挨拶で、鈴井監督が「地味です」と言っていた。
確かに、その通り。地味だ。
しかし映像はきれいだし、米子(が、撮影場所のメインのようだが)のきれいな風景は印象に残った。
元々派手な映画とかは苦手なので、その点においては満足であった。

しかし、途中、そして何より終わったあとのあのしっくりとこない感じ。
少し考えてみたが、やはり描写不足、という点が大きな原因であろう。なぜ、少年はいきなり家出をしたのか、なぜ母親は父親の話を頑に息子にしないようにしているのか、あげると沢山出てきてしまう。
全て描写しろとは言わない。しかし、何となくほのめかすだけでは不十分な点が多すぎる気がする。


演技に関しては初主演の賀来賢人さん、彼はよくいる「高校生」を等身大で演じていて好印象であった。中村獅童さんは悩むボクサーをうまく演じていたと思う。静かなこの映画に、キャスティングはハマっていたのではないだろうか。

あと...
これは私がまだ若いからというのもあるかもしれないのですが、どの登場人物にも感情移入ができなかった。傍観者、みたいな立場に立ってしまった。
劇場内で泣いてる方もいらっしゃいましたが、私は泣けなかった。

いいものが生まれそうだったのに、残念ながら「おしい」と言わざるを得ない。
少々辛口になってしまったが、今後の鈴井監督に期待したいと思う。

-おまけ-
舞台挨拶の回だったのですが、後ろの方の鈴井監督のファンの方でしょうか。挨拶中もそうですが、映画でNACSの方々が出てきたときなど過剰な反応でうるさかったです。
これから見る方で、そのような方はいらっしゃらないとは思いますが、お願いします、
この映画の「静かさ」「地味さ」
感じながら観よう、と思っている人がいることを、ぜひ知ってください。

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