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ラブリーボーン (2009)

THE LOVELY BONES

監督
ピーター・ジャクソン
  • みたいムービー 867
  • みたログ 3,315

3.16 / 評価:1589件

ただのファンタジーではない

  • yis***** さん
  • 2020年6月1日 4時39分
  • 閲覧数 1259
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

多くの人がこの作品を単なるファンタジー(幻想)でそれ以上でもそれ以下でもないと決めつけてしまうのはとても残念だ。
私は死後の世界はあると思うし、スージーの切なる想いが父親と弟、最初で最後の恋人に形となって現れたのも有り得ることだと思う。

スージーの悲しみは父親、母親、妹、弟、初恋の彼への愛によって深くなる。

死者を感じる事ができる不思議な少女の
体を通してスージーと彼は型破りなグランマの言った一生に一回のすばらしいキスをする。
「君は美しい、スージーサーモン」の言葉通り主人公のスージーは14歳らしいあどけなさの残る美しい少女。
相反する変態クソ野郎の末期は
誰かや自分自身によるモノでも
何でもない、偶然のような必然のような
運命によるもの。
その人生にふさわしいどうしようも
無くしょうもない死で終わってしまう。
クソを待つ場所は確実に可哀想な彼女たちと同じような美しいところではないだろう。

しょうもない変態野郎に殺された女性たちが何年かの時を経て悲しみや後悔を乗り越え、呪縛から解放される 自由になる姿もスージーの背中を押す。

スージーが逃げ惑う姿を見た彼女には
死者の心残りややるせなさがわかるのかもしれないが、見えない感じない我々にはそれを認識する術がない。
しかし、誰もが死ぬ準備を完璧にしてから死ねるわけではない
後悔なくしてこの世を去る人がいるだろうか
ましてや他殺や自然災害などで思いがけず亡くなる場合の心情は計り知れない。

この映画を見て感じるのは
生きているものが彼らのためにできることは、彼らを決して忘れずかつ彼らに執着しないことだと思う。
必ず遠くで見守っていると知り、先に逝ってしまった人の分も精一杯生きることが大切なのではないだろうか。

詳細評価

物語
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