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ラブリーボーン (2009)

THE LOVELY BONES

監督
ピーター・ジャクソン
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3.16 / 評価:1587件

解説

14歳で殺されてしまった少女が、残された家族や友人たちが立ち直っていく姿を天国から見守り続けるファンタジックな感動ドラマ。全世界30か国以上で1,000万部以上を売り上げた原作を、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮、『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジャクソンが監督という豪華布陣で映像化。主人公の少女役は、『つぐない』のシアーシャ・ローナン。前代未聞の物語設定と、少女が起こす奇跡に注目。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

スージー・サーモン(シアーシャ・ローナン)という魚の名前のような彼女は、14歳のときにトウモロコシ畑である者に襲われ、殺されてしまう。そしてスージーは天国にたどり着くが、父(マーク・ウォールバーグ)は犯人探しに明け暮れ、母(レイチェル・ワイズ)は愛娘を守れなかった罪悪感に苦しむ。崩壊していく家族の姿を見てスージーは……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2009 DW STUDIOS L.L.C. ALL RIGHTS RESERVED.
(C)2009 DW STUDIOS L.L.C. ALL RIGHTS RESERVED.

「ラブリーボーン」シアーシャ・ローナンの視線の先がスペクタクルだ!

 冬のトウモロコシ畑で殺された14歳の少女が語り手となって、天国から残された家族たちや真犯人の行く末を見守る。原題は「愛すべき骨たち」。猟奇殺人の犠牲者たちへの鎮魂歌的なストーリーなのだが、「羊たちの沈黙」や「セブン」といったダークスリラーとは一線を画したダークファンタジーであり、ピーター・ジャクソン作品らしく、「明るさ」に満ちていて不思議な後味の良さがある。

 女子高生たちが加害者となった「乙女の祈り」とは立場的には真逆なストーリーだが、ジャクソン監督は映画のハイライトともいえる天国の描写を、ターセム監督作品のような壮大なイマジネーションとして見せきっている。ともすれば感傷的になりがちな物語を、すんでのところで避けているのがいい。

 主人公の少女をシアーシャ・ローナンが好演している。彼女が碧い瞳で「見ることすべて」が映画最大のスペクタクルになっている。彼女は「もっと家族に会いたい、もっと恋がしたい」と語るわけだ。彼女の願いや祈りが感動への引き金になるのだが、共感できるか否かは彼女の視線の先の出来事が理解できるか否かにかかっている。評価が分かれる映画だが、この壮大なファンタジー映画は、名子役ローナンの純粋かつ無垢な演技により、いっそうの輝きを放っているのは間違いない。(サトウムツオ)

映画.com(外部リンク)

2010年1月28日 更新

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