2009年11月21日公開

つむじ風食堂の夜

842009年11月21日公開
つむじ風食堂の夜
2.8

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28%
15%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(27件)


  • rub********

    1.0

    わざとらしい

    実際は☆1.5。 話が唐突で、なかなか入り込めなかった。 あえて説明を省いているようだが、省き過ぎて理解できなかったところが多々あった。 なので、気がつけば寝て見逃すこともあった。 あと、役者の演技が妙にわざとらしい。 特に、舞台女優役の演技に違和感を感じた。 あれじゃ、ただのヒステリーな人にしか思えない。 小説が原作と知り、小説の評判が割りと良かったので買ってみたら、映画で理解できなかったところが補完できた。 ただ、小説も妙に哲学臭くてなんだかイマイチ。 風景や主人公の家などがさりげなくオシャレで、それだけが良かった。

  • peo********

    3.0

    束の間の夢

    レトロで静かな雰囲気がとってもお洒落、でも出演者が全員野暮ったい。 狙い過ぎてる感がちょっと痛い。 観ながらいろんな物が欲しくなった。 品物をまあるい箱に入れてくれるようなちゃんとした帽子屋に売ってる、ちゃんとした帽子。 アナログな万歩計。 ペタンコな靴、いつでも誰にでも下から物が言えるように。 アラジン。 そして、洋食屋さんに行って1人で クロケット定食を食べる。 喫茶店に行ってエスプレッソを注文する。 でも観終わったら… 考えたら帽子って嫌いだしな アナログな万歩計は早速探してみたけど、高い。 映画と同じような形で安いのもあったけど、よく考えたらデカい。 あれ、ぶら下げて歩くってちょっと無理だよ。 灯油を買うのが面倒だから、うちはエアコン派なんだし。 洋食屋さんでコロッケも無理。 メニュー見たらきっとお肉か、フライなら大好きな牡蠣フライを注文しちゃう。 冷静になるまでの束の間の夢だったみたい。 でもペタンコな靴とエスプレッソは実行するつもり。 後ねぇ、早く冬が来ないかと。 冬が待ち遠しい。 久しぶりのレビューなのに駄文でごめんなさい。 実はもうヤフー映画にレビューを投稿するのはやめにしようと思っていました。

  • shi********

    1.0

    最悪

    観てられない。 ひどい。 どうしようもない。 この映画を作って人に見せるということに意味はあるのでしょうか。 一体何が悪くてこんな風になったのでしょうか。 考えることすらしたくない

  • aoi********

    2.0

    伝えたいことが

    レビューがたまってしまって、だいぶ前に見たのですが・・・。 東京国際映画祭でみたんですが、この作品自体何が伝えたいのか 私には正直わかりませんでした。 新たな手法なのかチャレンジしている作り方だと思いますが 私には響くものがありませんでした。 伝わる人とそうでない人とはっきり分かれる感じの作品ではないかと。

  • tjc********

    1.0

    時間と直感は大切に(自責)

    上映時間84分という短さながら、 その何倍も長く感じました。 『なんなんだよ、これ~』と、 観ているのがこんなに苦痛に感じられた映画は久々です。 早くも今年のワースト1決定です。 映画を観た時に感じた事を書きとめておこうと始めたレビュー。 Yahoo映画に投稿を始めた当初から、良くも悪くも 自分の好みはハッキリしていているものだから、 他人の評価で観た映画の感想が揺らぐ事なんて、一度たりともありません。 本作、全く鑑賞予定になかったのですが、監督に篠原哲雄さんの名が。 “地下鉄(メトロ)に乗って”“月とキャベツ”“深呼吸の必要”“天国の本屋~恋火”etc・・。 と、私の中ではかなり微妙~な作品ばかりを撮っていらっしゃる方。 それでもちょっと見てみたい衝動に駆られてしまった。 その理由は・・ 『月とキャベツ』・・・山崎マサヨシ 『洗濯機は俺にまかせろ!』・・・染谷俊 当時新進気鋭と言われた若手ミュージシャンらに目をつけ出演させてきた篠原監督。 今回は“スネオヘアー”を俳優として出演させているとの事。 そのマニアックな音楽の好みが、結構自分のツボに近くて好感触だったりするのです。 なのでこの映画。鑑賞理由はただひとつ。 ストーリー面での嗜好は除き、 思い切って観てみる事に。 ・・だ、だめだこれ。 登場人物、なんだか胡散臭そうな人達ばかり。 ホント、こういうキャストを選ぶセンス、独特ですよねぇ。 つーか、全然話に入っていけない(涙 うんちくばかりで回りクドい台詞の嵐。 一日の仕事を終え、疲れてるうえに腹ペコ。 そんな時に知らない人からの説教めいた演説。されたくはございません。 どこがつむじ風なの?それゆえ、これのどこが癒し系なんですのん? 期待したスネオさんはもちろん、それ以上に酷い台詞棒読み他の俳優さんたちって・・・。 宮沢賢治さんの『注文多い料理店』的な空気を意識してる? 幻想的・っていうより、どうにもただ古臭いとしか思えない映像。 説教も、説得力のある状況下で言われるのなら納得もできるのだけど、 何が言いたいのかさっぱり解からない様な映画に云々言われてもねぇ・・。 ただウザいだけ。 ホントに、観ている時間が勿体無いとすら思えちゃいました(泣 この映画を好きだと言う方、気を悪くされたらゴメンなさい。 仕方がない。好みの問題なのです。 自分本来の好みを無視して鑑賞してしまった私がいけないのです。 これからは自分の直感を信じ、 もう篠田監督の作品を鑑賞するのは遠慮しときます。 それともう一つ。 八嶋さんの深妙な演技には、どうしても違和感が。 バラエティー番組で、布施明の歌を満面の笑みで “笑ぁった~~”と熱唱している時の方が素敵です。

  • tsu********

    2.0

    演技もムード作りも空回り。やや退屈でした

    篠原監督、今作はちょっと冴えなかったですね。 物語として面白くないというのがまず致命的。 とにかく集中して観続けるということにさえ苦労するような作品です。 登場人物の背景も最小限に抑え、店の様子、街の様子、住む場所の様子とも、どこか非現実的でファンタジックなムードを漂わせているのですが、それ自体映画を盛り上げる要素にもなっておらず、ただただ単調だけで終始してしまいました。 不満が溜まりだすと、すべてが気に入らなくなるもので、俳優陣の演技もどこかわざとらしさが気になったりと、私にとっては残念な映画でした。

  • nag********

    2.0

    函館ですか・・・

    癒し系といっても・・・? ファンタジーといっても・・・? 食堂映画にしては半端・・・? 物語性もちょっとね・・・? 映像美、それほどでもないし・・・? 観光映画ではなし・・・? 個人的には函館の街が懐かしかったけれど、 まあ映画としては、良くも悪くもなし、 損したことにはならない、かな?

  • shi********

    3.0

    冷たい風も集まれば暖かいつむじ風に

    物語は特に盛り上がりがあるわけでもなく、風のように吹き抜ける。 人生いろいろあっても種も仕掛けもありません。 ちょっとした想像力次第で楽しくなるもの。 オープニング冷たかった風はエンディングではちょっとあたたかい。 出演者それぞれの個性が生きている。 田中要次のなにげの「あるよ。」にニヤリ。 八嶋智人がいい意味で子供らしくて良かった。

  • 三丁目坂道

    2.0

    舞台背景は良いけれど...

    路面電車走る,坂道の多い北方の街。この舞台背景は良い。ことに,寒風吹く夜の風景は抜群。だから,宮沢賢治風に進めれば良かったんだがなあ。 帽子屋・古本屋・八百屋のお話自体は面白そう。 主人公と舞台女優とのお話も,何か期待させる。 けれども,それらは「~そう」とか「~させる」で終わっている。 また,タイトルの食堂は,ただ常連がたむろする場でしかない。料理が旨そうだったのに,ちょいと残念。 すべては,亡き父親のマジックで煙に巻かれたみたいだ。

  • yuk********

    2.0

    肩透かし・・・

    以前からタイトルに惹かれてなんとなく見たいなぁ・・・と思っていた。 八嶋さんも結構好きだし・・・ なんといっても『つむじ風』っていう言葉が好きなんだもんね。 yahoo映画によれば原作は超ロングセラーらしい。 ただこういうアプローチで良かった映画は数少ない^^; たいてい期待度に比べると内容が薄くて残念な結果になる。 残念ながら今回もそうだった・・・(T~T) ノスタルジックな雰囲気や曲はこのタイトルのイメージにぴったりだったけど 俳優陣が・・・良かったのは下條アトムさんとエスプレッソ作ってた人くらい。 最初の方で窓の外が海になった時なんとなく期待しちゃったけど それ以降そんなシーンも無く。 なんか中途半端。 ただ雰囲気だけ醸し出して肩透かし食わされた。 原作にはちょっと興味あり。 機会があったら読んでみようと思う・・・に留まった映画だった。 残念です。

  • hanahanamama

    3.0

    細かいシチュエーションは好み

    主人公に扮する八嶋さんのダッフルコート、 彼のアパートの木造の階段や彼の部屋、 コーヒー店のカップなどなどの背景や、 果物屋さんの読書に最適の照明がオレンジの向きだったり、 分厚いとうがらしの話を集めた本とか、細かいシチュエーションは、 私好みだったが! とにかく、眠くなって、何度も寝ては起きては寝てで最後までなんとか観たとは思う。

  • jig********

    2.0

    つかみどころがないのがよいのかも

    つむじ風食堂に集う一風変わった人たちのお話 のようでいて実際は八嶋智人演じる主人公が中心の物語。 物書きの主人公が通う食堂はちょっと変わった人が居て、 彼の言動はどこか納得できるようでいてよくわからんという 和尚の説法みたいな雰囲気だ。 なんというか、雑学を聞かされて へぇ~って言うような感覚です。 それが何かの役に立つのかというとそうでもなく、 話のネタとして温存しておくと後々・・役には立たないね。 人生をまっすぐな視点だけで捉えたら 同じ景色にしか見えないけれど ちょっと変化球で見てみるとまだまだ発見があって面白いよ ということなのかもしれません。 で、結局のところ面白いかと言うとなかなか微妙。 いままで直球ストレートの球しか見たことない人が、 カーブやシュート(野球詳しくないんであと知りませぬ)を見て、 おぉ~と感じるのと似ているかもしれません。 まぁ私は、ふ~んでしたけど。 変化があるようでいてほとんどなくて、 変な哲学が入ってきて頭使ってみたりと なんともとらえどころがないのですが、 哲学みたいなところはむしろ華麗にスルーして 気楽にぼーっと観ているくらいがちょうどよいのかもしれません。 でもま、どうしても何かあるのかも?と 考えてしまうのがクセなので 私には脳を微妙に混乱させてくれた作品でした。

  • edo********

    3.0

    ネタバレまた~~り

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • cho********

    2.0

    雰囲気にプラス☆1点

    原作吉田篤弘氏のファンです。 観ない方が良いとわかっていたはずなのに・・・ つい好奇心に負けてしまい最近観ました。 結論から言うと原作ファンの方は観ない方が良いです!! ロケ地『函館』純粋に良いなぁと思いました。ちょっと寂しいような哀愁ただよう感じが合う。 セット『月舟アパートメント』、『つむじ風食堂(は△かな)』まだOK そして配役・演出 私が想像していた吉田篤弘氏のファンタジーな世界観と微妙にずれていました。 価値観は人それぞれなので仕方がないですが、 なぜあんな作品(映画)になってしまったのか謎です。 特に月船さららさんの奈々津に嫌悪感。タブラさん(の息子も)をスネオヘアーさんが演じてる意味も全くないような気がします。一番まともだったのは手品師の父を生瀬勝久が演じていたこと。 原作未読の方はつまんない映画だっと思います。 「はいはい。何とな~く雰囲気味わう系の映画ですね」って結論づけるしかないような気がしますよねきっと。 そもそもこの原作を映画にするのが無理だったのだと思います。 これは小説の世界でのみ味わえる作品なんだと思います。

  • nak********

    4.0

    月船町にて。

    原作ファンとしては、余裕の合格点です。 原作の持っている、ゆったりとした、居心地の良い空気がそのまま再現されていて、なんだかそれだけでうれしくなりました。 ホントに、原作でも大した事件は起こらずに、淡々としているのだけれど。 でも、その淡々とした毎日が、実はとても大事なんじゃないかと思うのです。 そこに居るという事。 平凡な毎日に、つい何処かへ行ってしまいたくなるけれど。 でも帰る場所があるから、何処かに行きたくなるんじゃないかな。 いつも居る、「ココ」が一番大切なんだと思う。 映画としては、原作に忠実に描かれていて、ファンとしては良かったのだけれど。 わざわざ映画化したのなら、映画としての「意味」を持たせても良かったのかも。 「私」と「父親」とのエピソードをもう少し膨らませてくれたら、 あの、静かで印象的なラストシーンが、もっと映画的な感動をもたらしていたのかもしれない。 とはいえ、どこかフランス映画的な、独特の空気を持った隠れた逸品。 見終わった後、心がじんわり暖かくなります。 そしてやっぱり、あの「つむじ風食堂」へ行ってみたくなります。 個人的には、この一年を締めくくるにふさわしい作品となりました。 「タネも仕掛けも御座いません。」

  • wat********

    3.0

    なかなか良いかも。

    不思議な雰囲気の作品。 小説のページをめくっているような感覚がします。お気に入りの『深夜食堂』みたいな・・・。 何とな~く癒される作品でした。

  • hir********

    4.0

    食堂映画

    お早う御座います。 なんか、寒くなって参りましたな。 あったかいスープが恋しい季節になってきました。 さて、俺は「グルメ」という言葉が大嫌い。 この世で一番、美味しいのは彼女の創ったアップル・パイである。 「今夜、アップルパイ創って待ってるね!」 コレだよ! どんなに美人でも、可愛くても、「食い物」が下手な女は捨てられる。 逆に「料理上手な女性」は、離れられなくなる。 まぁ、料理に睡眠薬入れられて、練炭持って来てカチカチにさせられても困るけど・・・ とにかく、男は、美人と料理上手なら、間違いなく後者を選ぶ。 ・・・・・・・あれ?ハナシ、ビミョーニソレテル・・・・・(*_*) 「つむじ風食堂の夜」である。 「食堂映画」と言えば、思い出すのは「かもめ食堂」 美味しそうだったよね・・・・「食」に関する映画は、まず美味しそうじゃないとダメ。 「かもめ食堂」「南極料理人」と言えば、「おむすび」ですな。 「スープ・オペラ」では、鈴木砂羽がモリモリ食ってたカレー!! 小津映画に出て来る「夜鳴きソバ」も美味そうだった。 そうそう、「座頭市」で勝新から緒形拳が分けてもらった「おむすび」も美味そうだった 海外映画では「バベットの晩餐会」・・・あの映画こそ真のグルメ! 「リストランテの夜」なんてのも良かったなぁ・・・ラストのスパゲッチー! 「聖者の眠る街」で、ダニーグローヴァーが食ってたスクランブル・エッグ! あぁ・・・なんか書いててハラ減って来たよ・・・・ アメリカ映画で食堂と言えば「ダイナー」だよね。 そのものズバリの映画もあった。 「激突」では、ミョーに「サンドウィッチ」が美味そうだった・・・ ジャック・ニコルソンは、ダイナーで暴れ出したり、嫌味言ったりする役が似合う。 「ミッドナイトラン」でのラスト近くにデニーロが、ショボくれて入ったダイナーで、 頼む「一杯のコーヒー」も良かったなぁ・・・ こうしてみると、「食」って、「見た目」より「雰囲気」なんだよね。 その時の「雰囲気」で「美味さ」にプラスアルファが付く。 「並ぶ」という行為も、「盛り上げる雰囲気」の一種だし、 「権力」が好きな奴は「高そうな店」言って「見栄」という雰囲気で満足するし、 「金」が好きな奴は、「安い店」で「金の無い奴」と共に食っている。 テレビで「美味い店」と言われている所へ、いそいそ行った所で、 その時の「雰囲気」で、「うまい」「まずい」は、コロコロ変わる。 人間には、「心の舌」があるからだ。 ・・・・・で、「つむじ風食堂の夜」 ズバリ!雰囲気を味わう映画です。 寒い夜、ガラ~~~ンとした食堂に、ガラ~~ンとしたウェイトレス、 「食」映画というより、一種の「ファンタジー映画」ですな。 久し振りの「下條アトム」が、嬉しかった一作です。

  • いやよセブン

    3.0

    ストーリーより雰囲気?

    現実離れした食堂に集う不思議な人たちが、新しい人間関係を築いていく様を描く。 登場人物が不思議、というよりもちょっと変わった人たちなので感情移入は難しい。 なので、流れに身を任せ、ということだが、眠気に身を任せてしまそうになる。 作品としても不思議な感じ。

  • そら

    3.0

    本当に何もないw

    本当に何もない映画でした。 例えば、途中10分寝てしまうと、ハリウッド映画とかだと 何がどうなったかわからなくなることも多いですが、30分寝ても多分困らない作品。。 せっかくお金を払ってみてるんだから、起承転結があって..泣けて笑えて..って いうのも理解できるのですが、 ただ1日の終わりに食堂があって、そこに行くことが楽しみになるような、 休みの日はついそこに行ってしまって、ご飯を食べてしまような、 何も用事がないけど、立ち寄ってしまうような・・ 人なので、いろいろな過去や未来や思い何かがあるんですが、 そこにいるときだけは、忘れてしまような・・ 無理して自分が自分でいなくていいような・・ そんな心地がよさがある映画です。

  • sav********

    4.0

    心地よい“おとなのおとぎばなし”

    “ユーロスペースデー” 勝手に命名し公開初日 3作品を鑑賞してきました。こちらは、その3作品目。 こちらも舞台挨拶があり、 チケットも残っていたようなのですが、 『RISE UP』と時間がバッティング。 泣く泣く、別の時間帯で 10名弱のお客様と共に観てきました。 “cineMusica” リーフレットには映像と音楽の新たなカタチを創造、とあります。 今作は、そのシリーズの第7弾。 ちなみに、第6弾は『悲しいボーイフレンド』。 寺脇康文さん主演、寺島咲さんがヒロイン役。 この作品では渡辺美里さんの歌が脳裏に焼きついていますが、 今作に関しては音楽、スネオヘアーの名前しか頭に残っていない(苦笑) 音楽が残らなくても、 作品がよければイイジャン、と 慰めながら、作品レビュー本編へと向かうのでした(前置き長すぎ(苦笑)) ☆彡     ☆彡 いやぁ、いい映画だったなぁ 本当に、俺って映画すきなんだなぁ 作中も冬、 映画館の外も夜も深まり 寒いはずなのに、とても ぽかぽかと体を温めてくれる まるで湯たんぽのような映画でした。 原作は未読。 函館の夜。 シンシンと降る雪の中。 小さな交差点にポツンと料理店がひとつ。 『注文の多い料理店』宮沢賢治著 読んだことあります。テレビアニメを観たこともあります。 なんか、この料理店がある佇まいに雰囲気が似ている気がしました。 ◇   ◇ 原作、未読なので、 わかりませんが、原作本を意識したのでしょうか。 1章、2章・・・と、 章ごとに話が進んでいきます。 特に、好きなのは5章以降ですね。 『非女子図鑑』でも好演していた月船さららさんと 今作の主人公、八嶋智人さんがメインになります。 そこに4章までに描かれている 他の登場人物が絡みあってきます。 “おとなのおとぎばなし” 石油ストーブ、木造アパート、急な階段。 暖色系のぼんやりした色彩と八嶋さん独特の無色感。 いつも主役を取れない劇団員、強気で滑舌よくて、 声大きくて、それなのに自分に自信を持てない月船さららさん。 とりたてて大きな出来事はおこりませんが、 色彩と、その2人が紡ぎあげる世界。そして音楽。 それだけで、なんだか、とっても、心が癒されるんです。 もうおとなのはずなのに、 手もにぎれないような恋心を 抱いてしまったり、亡き父親の 思い出を追い求めてしまったり。 やりたくても 気恥ずかしくて できないこと、ってありますよね。 それを、スクリーンの中の人たちも じつに、気恥ずかしそうに動かれる。 観ているこちらも恥ずかしくなるんですが、 同時に、代替性というのかな。自分たちの 替わりにやってくれている開放感のような心地よさが、そこにはあるのです。 そして、 気がつくと、 柔和な笑顔で、スクリーンを見つめている。 ☆彡     ☆彡 そんな幸福な気持ちにひたる小生のうしろからは、 気持ちよく熟睡されているおじさんの高いびきが。 客電が点灯してからもしばらく寝ていました(苦笑) 他の皆さんも 帰るスピード速い、速い。 派手な出来事もありません。 大きな感動がくるようなエピソードもありません。 『わたし出すわ』とは また違った、幻想的な函館を舞台に 訥々と話しが進みますので、笑いとか 涙を期待していた人には、物足りなかったに違いありません。 イコール「あぁよかったぁ」と喜びにひたっていた小生は、またもや少数派(苦笑) 『つむじ風食堂の夜』 小さな交差点。ひっそりとした路地裏。 あなたの町にも、あるんじゃないのでしょうか。 わたしの町にも、似た佇まいの定食屋があります。 一度、扉を開いてみてはいかがですか。 あなたにも、不思議な出会いが待っているかもしれませんよ(笑顔)

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