2009年11月14日公開

ワカラナイ

1042009年11月14日公開
ワカラナイ
3.1

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

16歳の亮(小林優斗)は、一緒に暮らす母親(渡辺真起子)が入院したため、一人でコンビニエンスストアのアルバイトをしながら生計を立てていた。だが、母の入院が長引き、彼は次第に日々の食事にさえこと欠くようになっていく。そのうちアルバイト先でレジをごまかし、食べものを家に持ち帰っていたことがバレて、クビになってしまい……。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(8件)

絶望的35.3%悲しい17.6%切ない11.8%勇敢5.9%不気味5.9%

  • WXYは知ってても、それだけじゃ

    2.0

    大人は判ってくれない

    描きたかったのは、不幸?、不条理?、釈然としない。どちらにしろ社会的な問題を描くなら現実感が必要だが、この作品にはさほどそれがない。なんか作為的な不幸の演出のような感じがしてしまう。葬送の仕方とか、現実にはまずありえない。走り方も何か変で不自然、ふと見てみるとこの監督「春への旅」で強烈なガニ股を演出した人だった。その名残がこの映画にもってことなのかな。 それに、コンビニの商品を持ち帰ったら犯罪でクビですんだらまだ良い方、そこでバイトして給料が入るのだからその時給以下で買えるような品物を簡単には持って帰らない、持って帰る理由なり原因の描写があっても良い、無いとこれも作品の現実感が減る一因になってしまう。 描かれてる様な状況だと、もっと現実的な対応が出来たと感じられる、他のコンビニとか他のバイトしても良いのに、とってつけた様なバイト探ししかないし。不条理の描写にも現実感が居る。

  • le_********

    5.0

    徹底して少年の絶望に迫るカメラ

    16歳の亮は、コンビニでアルバイトして、ようやく食いぶちを稼ぐその日クラシーの生活を送っていた。再婚した父親は入院中の母親と亮を見捨て、生活費も入れないでいた。 あるとき亮は、サンドイッチ代を浮かせるため、コンビニで釣り銭をごまかしたことがばれ、クビになる。 母親も死に、病院には入院費の請求や葬儀屋が来て、金の催促をする。とてもそんな金など払えない亮は母親の遺体を勝手に引き取り、いつも一人で休んでいたボートに乗せ、海に流してしまう。…… 冒頭から真っ黒な画面のまま、男の声で主題歌が流れ、なんだこりゃと思い、ハズレかと思ったが、それほどではなかった。 一人の少年が、金もなく身寄りもなく、いきなり大人や制度に対峙する姿は、見ていて痛々しいし、多少の社会批判めいたメッセージをみることもできるが、映画というカタチになっていて評価できる。 ロードムービーであれば、行く先々でのいろいろな出会いやエピソードが描かれるが、ロードムービーでなく、少年がどん底の逆境のなかで、それでもどうやって日々をやりくりしていくかにのみ焦点を当てているため、ストーリー性がほとんどないものの、わりあい注視してしまう。 そうさせるのは、常に亮にのみ的を絞ったカメラと、妥協のない演出である。 母親が死んでしばらくしてから、亮は地図を頼りに、父親の住まいを見つけ出す。その家の前に日がな居座っているので、今の妻らしき女性は、子供の送り迎えごとに、不審に思う。妻は夫に電話で、変な子がずっと表にいるから早く帰ってほしいと電話する。このシーンでは、電話の声だけ聞かせ、カメラは家の中に入らないどころか、妻が亮の前を行き来したときも、ただ引いたままとらえるだけだ。 少年が何度となく泣くシーンでは、頭は映るが、泣き顔は撮らない。泣く姿だけで充分ということなのだろう。 夕立の中を歩くときも、本当の夕立を狙って撮っていて、リアリティにこだわりを見せている。 取り調べの刑事の顔は映さず、正面からの亮の何通りかの表情に固執している。 境遇からして当然なのだが、携帯電話も登場しない。 ほとんどのシーンが手持ちカメラでのフルショットやバストショットであるが、さほど揺れもなく動き回りもしないので、観ていて疲れない。 全くどうしていいかワカラナイという状況の連続ではあるが、亮の両親に対する愛情は充分伝わる。 母親の遺体をボートに担いで運び、横たえると、その亡骸(なきがら)のわきに、亮が全裸で添い寝するという演出には驚いた。 少年院送りになる寸前で、父親の家の前のシーンとなり、表に出てきた父親と、そこに現れた亮が、離れた場所から父親に駆け寄り、二人が抱きしめ合うシーンで、ようやく亮は救われたことになる。 亮は常に、一張羅の赤いΤシャツとジーパンで、腕を振らないまま小走りに走っている。いつも焦りのなかでしか生きられないのだ。セリフも最小限で、音楽もほとんど入らず、亮の笑うシーンもない。 決して派手ではないが、主演が少年だけに厳格に演出を効かせ、映像という手段をうまく使いこなした佳作である。

  • yom********

    1.0

    わかってない

    病院の描写が病院らしくない。 田舎の病院ってこんな感じなんです、といわれてしまえば、そうなのだろう。 それに、病院は、入院費の踏み倒しは避けたいわけだし、病気で入院することは経済的な困窮を抱える原因だから、大きな病院にはたいてい、福祉相談室があるわけで、福祉制度との橋渡しをする。福祉相談室みたいなところがなくても、同様の理由で、事務方っていうのは福祉制度に詳しいはずである。 それに、葬儀屋だって、いろんなケースのノウハウはあるだろうから、いくら子どもだからってむげには扱わないだろうし、ちょっと葬儀屋を馬鹿にしすぎいている気がする。 むろん、取材して、病院とか葬儀屋ってそんな感じなんだよねえ、というのならわからないでもないけど、個人的に知っている範囲では、違うんじゃないという印象。 是枝監督の「誰も知らない」が、映画として成功したのは、文字通り、誰も知らない子どもたちという設定だから、福祉制度の枠外に置かれてしまったことに説得力があった。この映画って、病院の看護婦とか、みんな知りすぎている状況があって、さすがにね、オトナたちが何もしないというのはリアリティはないだろう。 それに、サッカーしている子どもって、あんな走り方するものなの? 試合にも出てたんでしょ?コーチとかって、走り方の指導はしないものなのかなあと。 現代の日本社会に何か問題提起するのであれば、もっと取材して考えるべきなんじゃないかなあ。監督の頭の中で、現実ってこんなもんだよね、でしかないような気がしました。 まあ、問題提起なんかしなければいいのだけどね。 主役の男の子は、がんばっていて、いい感じでした。

  • por********

    3.0

    日本の社会福祉はどうなっておるんじゃ~

    母親が死にそうな中学生が喰って水飲んでるだけの映画ですね。 ていうか病院がこんな闇金みたいなんで大丈夫なのか? 社会的保護を逃れきって、オヤジとの解逅

  • jja********

    3.0

    結構インパクトありますね

    どんな話だろうと、全くイメージがわかないまま、見始める。  コンビニ、少年の家、なぜか一人である。お金も厳しいようだ。とにかくかなり厳しい生活だなということを除くと、何が凄いエピソードが展開するわけでもなく、そんな中での少年の日常を淡々と追いかける。  コンビニからゲットしたカップ麺とおにぎり・パンの食事が何度も繰り返される。寝る。起きる。歯を磨く。小走りに行き来する少年。ボートでの癒しの時間。  やがて彼の家族環境などが判明してくる。  そしてどうするのか。少年のまま、大人の世界での対応を迫られる彼は、素直にどうしたらいいというのだ?と問い返す。一人一人の大人達はそれには答えない。ワカラナイ。 そんな状況の少年の日々を淡々と描く。小走りの姿で何かを示している。  何かはワカラナイけど、何か出してる、出てる? ま、感想もワカラナイ感じだけど、何かインパクトあります。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
ワカラナイ

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日

ジャンル