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ワカラナイ
2009年11月14日公開

ワカラナイ

1042009年11月14日公開

yom********

1.0

わかってない

病院の描写が病院らしくない。 田舎の病院ってこんな感じなんです、といわれてしまえば、そうなのだろう。 それに、病院は、入院費の踏み倒しは避けたいわけだし、病気で入院することは経済的な困窮を抱える原因だから、大きな病院にはたいてい、福祉相談室があるわけで、福祉制度との橋渡しをする。福祉相談室みたいなところがなくても、同様の理由で、事務方っていうのは福祉制度に詳しいはずである。 それに、葬儀屋だって、いろんなケースのノウハウはあるだろうから、いくら子どもだからってむげには扱わないだろうし、ちょっと葬儀屋を馬鹿にしすぎいている気がする。 むろん、取材して、病院とか葬儀屋ってそんな感じなんだよねえ、というのならわからないでもないけど、個人的に知っている範囲では、違うんじゃないという印象。 是枝監督の「誰も知らない」が、映画として成功したのは、文字通り、誰も知らない子どもたちという設定だから、福祉制度の枠外に置かれてしまったことに説得力があった。この映画って、病院の看護婦とか、みんな知りすぎている状況があって、さすがにね、オトナたちが何もしないというのはリアリティはないだろう。 それに、サッカーしている子どもって、あんな走り方するものなの? 試合にも出てたんでしょ?コーチとかって、走り方の指導はしないものなのかなあと。 現代の日本社会に何か問題提起するのであれば、もっと取材して考えるべきなんじゃないかなあ。監督の頭の中で、現実ってこんなもんだよね、でしかないような気がしました。 まあ、問題提起なんかしなければいいのだけどね。 主役の男の子は、がんばっていて、いい感じでした。

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