2009年11月14日公開

THE WAVE ウェイヴ

DIE WELLE/THE WAVE

PG121082009年11月14日公開
THE WAVE ウェイヴ
3.9

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

自由な雰囲気で生徒に慕われるベンガー(ユルゲン・フォーゲル)は、校長の要請で独裁制の授業を担当することに。あまりやる気のない生徒に、「発言するときは挙手して立つ」など独裁制の実験を取り入れようと提案。しかし、ベンガーの予想を超え、独裁制に魅了された生徒たちは、学校外でも過激な活動をするようになり……。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(123件)

恐怖21.5%不気味19.5%知的15.2%パニック9.6%絶望的9.6%

  • sat********

    4.0

    人間の心理、組織、主義のいずれかに興味が無ければ退屈するかもしれない

    心理 人間は一度心を許してしまうと自分の過ちに気付く事は難しいということ。 彼女を殴ってしまったため目が覚めたように、信じていたものが原因で自身に被害が起こらないといつまでも盲目的になってしまう。政治も恋愛も宗教も似たような所があるのではと感じる。独裁を学ぶためではあったが、あくまでも授業だからという油断が心を許してしまう隙を作ってしまった。特に宗教関連は興味本位で集会に行ったためハマってしまうとよく聞くので、日頃から心を強く持つことが大切である。 組織 人間一人では生きられないのは当たり前だが生き方までは人に頼らない。 事件の起きたアメリカでは個人主義が強いので団体行動が新鮮だったのかもしれない。カツアゲをやっている生徒などは自分の居場所が無かったためやっていたようだしそういう人達には生き方をコントロールする組織は必要なのだと学ばされる。 しかし人数の母数が大きければ大きいほど危険因子が紛れ込むもので、作中では組織への出入りがほぼ自由なので起こるべくして起きたといえる。 主義 独裁は民主主義の中でも生まれるということ。ナチス党は世界恐慌であるにも関わらず、(現在の日本のように)政治家が責任を取らない政治を行っていたことに業を煮やして結党した経緯がある。民主主義選挙を通して与党になり強いリーダーシップで国民を団結させドイツ国内の経済を立て直した所までは良かったが、そこで余計な自信と選民思想を持ってしまったがために講堂集会のような排除行為をやり始めたのではないだろうか。もしかするとナチスも党員が増えすぎて末端党員(過激な危険因子)のコントロールが不能な状況に陥っていたのかもしれない。作品内でも組織の暴走が描かれており組織トップに知らされない事件も多い。きっと当時のナチスもこんなものだったのだろう。

  • syu

    1.0

    教師が胡散臭すぎる

    全く授業に入り込めません。共感度0。

  • ********

    4.0

    興味深い内容だった

    かなり駆け足な印象だが面白かった 心理描写が浅く揺れ動きが唐突に思えるが、いじめられっ子がハマっていくのは設定だけで説得力がある 対象が生徒であり、感受性豊かな年ごろってことで描写不足でも察することができる許容範囲かな、特に集団には敏感なころだし 逆に言えば若いほどマインドコントロールが容易ってことかと考えると怖い ところどころなんでそうなった⁉と視点がズレているように感じる言い争いはあったが、この映画で伝えたい点を強引に論点にしたのかもしれない 例えばベンガーがトップに立ち優越感に浸っているようには見えなかったが、セリフで指摘されており、そういう描き方をしたかったのかと分かった 心理面をもう少し丁寧に追っていけば、真に迫る独裁の恐怖を表現できていただろう題材 かなり昔の出来事だが実話ベースの映画、大変興味深い内容だった

  • まー

    4.0

    じわじわ怖い

    独裁支配を体験させるために仮想の集団を作った教師の話。 「一致団結」という意味では良い影響が出るが、 それも度が過ぎると集団心理や依存心にも後押しされ、 とりとめもない暴徒となってゆく… その一連のプロセスが巧く描かれていました。 社会集団の美点と欠点を同時に垣間見ることができます。 ナチスに代表される独裁支配が、どうのようにして起きたのか、 それを直に感じられる一つのモデルケースとも言えます。 やや受け入れにくい極端な描写もあるけど、 囚人と看守のような実験物としては高レベルかも? 終盤の教師の全てを収めた言動は見事だったが、 行くところまで行ってしまうラストが衝撃的でした。 世界を支配しているのは見えない何か… それを巧く隠喩していたんじゃないかな? それにしてもこのシステム、犬社会なら巧く機能するのに、 人間社会だと破綻するのは何故だろう? やや一方的な見解の作品ではありますが、 それを踏まえて色々と考えさせれられる良作といえるかと。

  • ホラーに甘く、邦画に厳しく!

    5.0

    “独裁”なんてどこでも起こり得る

    ドイツ映画です。 集団心理は怖いですね。それが悪い方向へいくと厄介です。現代社会でも、常に独裁は起こり得ます。国家、宗教、会社、家庭… この映画では、学校で、しかもたった一週間で独裁の基盤が出来ちゃうんですから。 自分は絶対大丈夫、賢い、歴史も学んだって人でさえ知らずに誰かに騙されていたり、誘導されてる可能性は十分ありますからね。 “独裁”が良いか悪いかは別にして、それが構築される過程が考察できる面白い映画です。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
THE WAVE ウェイヴ

原題
DIE WELLE/THE WAVE

上映時間

製作国
ドイツ

製作年度

公開日

ジャンル