レビュー一覧に戻る
マラドーナ
2009年12月12日公開

マラドーナ

MARADONA BY KUSTURICA

952009年12月12日公開

mor********

4.0

マラドーナを愛する、クストリッツァ作品。

クストリッツァ監督大好きです。 サッカー(スポーツ全般)には、さほど興味ございません。 「マラドーナさん」 名前は存じ上げております。 とは言え、有名なサッカー選手。くらいの知識です。 そんなあたしの素朴な感想です。 アシカラズ。 本作は邦題「マラドーナ」から想像して 「神の子ディエゴ・マラドーナのドキュメンタリー作品」 と思って観賞するときっとイタイめに合うのではないでしょうか? 原題「MARADONA BY KUSTURICA」とあるように、これはあくまで マラドーナさんのことが好きで好きでたまらない、クストリッツァ作品 だと実感いたしました。 故に、クストリッツァ監督好きじゃなければ評価は低いでしょうね。 ある人物を対象としたドキュメンタリーで、監督がファーストカットで 登場ってありえない。 しかも、ご自身のLIVE演奏シーンって(w そして、クストリッツアさんは終始、マラドーナさんと同じくらいの 頻度で登場します。(&過去作品も。) 作品中監督はつぶやきます。 「長年ディエゴを追っかけてるけど、未だホントの彼が分からない・・・」 その通り。 この作品はマラドーナさんのドキュメンタリーとしては成立できて いない気がする。 神懸りなプレイで一躍”国民的スーパースター”となり、 世界中から神の子と崇められる「ずんぐりした(*)」血の気の多く、 正直すぎる男。マラドーナ そんな彼の人生を昔の映像と現在のマラドーナの言葉でなぞった作品。 ※無知なあたしには昔の映像(恐らく使い古された?)でも十二分に 興奮しましたが。 薬物依存や不摂生に陥った際の心理はどういうものだったのか? 『神の手』ゴールの真相は? そういったドキュメンタリーならではの、踏み込んだ問いかけ、 応えはありません。 なので、やはりドキュメンタリーとして観ると不完全かもしれません。 しかしながら、冒頭でも申し上げた通り、 あたしはクストリッツァ・ファンなんです。 クストリッツァのマラドーナに対する愛 少々偏り気味感もありますが、真っ直ぐな嘘のない男マラドーナ そんなヒーローを、クストリッツァ節全開のシニカルな政治的 表現も交えて表現 マラドーナさんに関してほぼ無知なあたしでしたが、 本作鑑賞後マラドーナさんを クストリッツァの大好きなマラドーナさんを知りたくなりました。 そして、調べてしまいました。 だから、あたし的にはアリなんです。 作品内でのマラドーナさんの言葉 「俺はサッカーをするために生まれてきたんだ。」 ゾクゾクしました。 しっかし、興味深い人間ですね。マラドーナさん。 ドラマティックすぎるなんとも映画的な人生。 きっちりドキュメンタリーも是非観てみたいです。 ◆追伸: さすがクストリッツァ作品。音楽との絡みが最高過ぎるんです!! マラドーナさんが娘たちと一緒に歌うシーン エンディングロールのノンスモーキングLIVE(feat.マラドーナさん)シーン そしてなんと言っても、マヌ・チャオ with マラドーナさんシーン 最高だわ!!

閲覧数309