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5.0点
ネタバレラテン米とバルカンの類似性
この作品を観て思ったのは、ラテン米とバルカンのメンタリティーが似ているということです。ところどころ過去のクストリツァ作品が挿入されますが、それらの映画で描かれるバルカンの人々の生きざまと、マラドーナの生きざまには通じるものがある。まあ、通じるものがあるから、クストリツァ監督も自分の作品を挿入したのだろうし、マラドーナという人間に興味を持ったのだと思います。 他の方も書かれているとおり、通常のドキュメンタリーというより「クストリツァという稀代の映画監督が見た天才サッカー選手・マラドーナ」という作品でしょう。とにかく、クストリツァ好きの自分にはニヤリとさせられる作品でした。「マラドーナ教」のパロディー(?)なんて、いかにもバルカン・ジョークだと思います。
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