レビュー一覧に戻る
マラドーナ
2009年12月12日公開

マラドーナ

MARADONA BY KUSTURICA

952009年12月12日公開

ng8********

3.0

マラドマラドマラド~♪

いやぁ~。予想どおり面白かった! 「ディエゴ・マラドーナをエミール・クストリッツァ撮る」って聞いた時から、「これは絶対面白い映画になる!」って確信してましたよ。 しかし、ただでさえ気分屋のマラドーナが相手。 それに加え撮影期間中も入院・手術などを繰り返す健康状態だったから、撮影は大変だったみたいですね。 公開まで随分待たされました…。 純真な子供のようで、悪ガキのようで、気難しいオッサンのようで、時に暴君のようで、そして革命家のようで……。 様々な表情を見せるディエゴ・マラドーナ。 その表情をクストリッツァが、いちファンとして、友人として、インタビュアーとして、そして映画監督として映しだしていく。 フットボール好きだけじゃなくって、映画好きな人にも観てもらいたいですね。 インタビューシーンもさることながら、なんとも珍妙な「マラドーナ教」の儀式や、「俺はスラム街で生まれた」の歌いだしでマラドーナ自身が歌う「神の手」って歌など、見どころはたくさんあるが、一番グッときたのはクラウディアさんのエピソード。 薬物中毒、アルコール依存、極度の肥満……。 肉体的にも精神的にも相当ヤバかっただろう。 そんなディエゴを支えた家族、特に妻のクラウディアさん。 クストリッツァが「(彼は)よく乗り越えましたね」と言ったところ、「乗り越えたのは私よ」と言ったそうだ。 想像を絶する苦労があったんだろうなぁ…。 是非、クラウディアさんと娘(ダルマとジャニーナ)に焦点を当てた作品も観てみたい! いくつか気になったこと。 時系列的に前後する部分がかなりあるので、マラドーナに詳しくない人だと戸惑うかもしれない。 あとコミカルなアニメーションをバックに、セックス・ピストルズの「ゴッド・セーブ・ザ・クイーン」が何度もかかるんだけど、この部分は必要なかったような気がする。 セックス・ピストルズとディエゴ・マラドーナ&エミール・クストリッツァの相性はイマイチだったんじゃないかな?

閲覧数326