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Dr.パルナサスの鏡 (2009)

THE IMAGINARIUM OF DOCTOR PARNASSUS

監督
テリー・ギリアム
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  • みたログ 3,926

3.35 / 評価:1320件

ヒース・レジャー急逝を引き継いだ俳優達!

  • hoshi595 さん
  • 2018年8月23日 4時35分
  • 閲覧数 1851
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

「ブラザーズ・グリム」のテリー・ギリアム監督の幻想的なファンタジー映画とくれば、否が応でも期待が膨らむのだが、今ひとつ楽しめなかった。

それは、キャスティングにあるのかもしれない。一応ヒース・レジャーが主演になっているものの、ストーリーの曖昧さから主演らしくないのだ。むしろ題名にあるDr.パルナサス役のクリストファー・プラマーの方が主役らしく見えるが、こちらはメイクが懲りすぎて彼らしさが出ていない。

それなら、ヒロイン役のリリー・コールはと言えば、ファッションモデル兼女優だけあって、華やかさは良いのだが、物語の中心的存在でありながら脇役的位置づけが強く中途半端に感じてしまう。

物語が幻想的なのは良いのだが、焦点がぼけてしまってつかみ所がないのが残念だ。

ところが、本作品撮影中にヒース・レジャーが急逝し急遽ピンチヒッター3人でカバーするという離れ業が生じ、こちらの方が話題になってしまった。

その3人とは。ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、そしてコリン・ファレルで一気に豪華な配役になったが、元通りであれば地味目だった事は否めない。

共演では「オースティン・パワーズ」シリーズのミニ・ミー役で知られルヴァーン・J・トロィヤーも出演しているが、持ち前のユニークさが活かされていない気がした。

結局、目玉は鏡の向こうの世界ということになるのだろうが、大人の鑑賞に堪えられるかは疑問で、ただただ幻想的な世界を見せられただけに終わった。

結局、本作品がヒース・レジャーの遺作となったわけだが、本来なら話題作の「ダークナイト」が遺作となるはずが、3人の友情出演のおかげでこちらになったというのも偶然ではない気がする。現に作品の中で何度も死を暗示するシーンが出てくるのだから・・・

「ダークナイト」で燃えつきて、本作品で天国のような美しい世界へ旅立ったようにも見えて意義深い映画となりました。

合掌

詳細評価

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