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4.0点
鬼才と呼ばれるテリー・ギリアム監督のファンタジー大作。 この現代に馬に引かれて登場する移動見世物小屋が舞台。 売り物は、Dr.パルナサスの幻想館だ。 リーダーのパルナサスは不死で1、000年生きているといわれてるが、ただの老人にしか見えない。 決して死ぬことは無いが、ケガはするし病気にもなるので、生き地獄なのだw 彼は一人娘ヴァレンティナ(リリー・コール)の16歳の誕生日を前にして心落ち着かない毎日を送っている。 それは悪魔との取引で娘が16歳になったら悪魔に引き渡さなければならないからだ。 そりゃ、落ち着いていられないが、偶然ヴァレンティナが橋で首をつった男、トニー(ヒース・レジャー)を見つけて助けたことから、話はあらぬ方向へ・・・。 初めの15分ぐらいは「面白くなりそう・・・」と思ったのだが、どうも話にキレがないのでストーリーに引き込まれない。 悪魔もフツーのオッサンだし、トニーもヴァレンティナを救うために動いていたのに最後にクズになるのも納得がいかない。 観ていて思ったことは、この映画、けっこう金かかっているな・・・だった(笑) Wikiで見てみたら、製作費はナ、ナント3,000万ドルだそうな! ザックリ言うと約30億円! それでも興行収入は倍以上らしいので、さすがギリアム! 映画はつまらないので星は三つだが、幻想館内のビジュアルが良かったので星一個おまけしました。
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