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BANDAGE バンデイジ (2009)

監督
小林武史
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3.08 / 評価:614件

欠陥があっても

  • eigazukipapa さん
  • 2010年4月11日 17時34分
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

 赤西仁主演のバンドものということで食指はそそられなかったのだけど、岩井俊二プロデュース作品は好きなので、上映終了間際に見に行きました。作品の雰囲気はよかったけれど、音楽が重要なテーマなのに、まったく心に残らなかったのが残念。


 岩井俊二特有の、青春期の悩み、とまどいを、優しくでもクールに見守る作品だった。ちょっと天然の入ったアサコや自分の才能に悩むナツの2人の主人公は、バンドをやったことのない僕にも共感しやすいし、ああ、バンドって楽しいんだろうなと思わせる。さらに、売れるにつれ純粋に好きな音楽だけやっていればいいといかなくなったり、他のメンバーと音楽の方向性にずれが生じてしまうというのも、さもありなんと思いました。


 北乃、赤西は必ずしもうまいといえないが、青春期特有の傷つきやすさ、多感の心情というのが表現できており、適役でした。さらに、演技派の伊藤歩がしっかりと、2人をサポートしているし、高良のオーラ(ロンゲ似合わねえ)やアルミの暑苦しさといったものもぴったりで、演技陣はいいでしょう。


 ただ、小林武史監督の手腕には疑問がつくところも。冒頭、アサコとミハルの会話シーンで手ブレカメラをぐるぐるまわして、見ていて気持ち悪くなった。いろんな映画をみていますが、ここまで、画面から目を背けてしまったの初めて。初映画監督ということなので、気合が入っているのかもしれないが、試写のときだれもとめなかったのでしょうか。


 さらに、やはり音楽を扱った映画というのは「NANA」にしろ「スウィングガールズ」にしろ、はたまた「うた魂」ですら、あの映画だったら、あの曲が良かったという曲がある。しかし、音楽の専門家である小林武史が監督なのに、本作の曲はまったく心に残らない。ここも大きなマイナス。それでも、僕にとっては欠陥があっても好きな作品という感じになりました。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 切ない
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