淘汰を経よ。
- 朝梅金一 さん
- 2018年8月31日 20時14分
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五年ほど前になろうか。どんなジャンルの映画でも観ようと思い、一日一作必ず観てた頃の作品。観終わった後、邦画への絶望を強く感じたことを覚えている。
録画したものはすぐに消してしまった。だからその絶望感をよりどころにして書くしかない。
音楽を題材にしてこれほど音楽が届かない作品も珍しい。主人公の唄声のなんと弱弱しかったことか。ストーリーの中でなんと手前勝手に薄っぺらく人物が動いていたことか。
総論。他ジャンルで成功したからといって、安易に映画を撮るのはやめてください。その仕事を与えるのはやめてください。
映画監督の仕事を何の淘汰もなくできるというのは、プロフェッショナルへの冒涜に他なりません。
他ジャンルで成功した人が映画を撮りたいというなら、作品の脚本をコンクールに出して最終選考に残ってから、くらいの意気込みは持っていてしかるべきだと強く思います。
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