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誰がため (2008)

FLAMMEN & CITRONEN/FLAME & CITRON

監督
オーレ・クリスチャン・マセン
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  • みたログ 343

3.88 / 評価:107件

戦争の大儀

  • kazu618ab さん
  • 2016年5月26日 12時30分
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

 あらゆる戦争には、それなりの建前が必要である。

日本の戦国時代には、国家安定いう建前(本質は、一族の永遠持続の支配であるけれども)。日露戦争では、ロシアの南下という侵略に対抗という建前、その延長にある朝鮮半島の植民地化。資源を求め、それを絶たれた太平洋戦争。
 その建前ゆえに、その建前を信じ、何も罪もない民間人が、戦争へ駆り出せらる、いわゆる「赤紙」。
 最近では、米国ブッシュ政権による、テロという建前とした石油利権を巡る問題。

 正義は、立場によって変貌する。

 第二次世界大戦は、その建前(国家による利権)がまかり通る戦争だった。それに対し、異議を唱えたのが、この映画の主人公の二人である。
 彼らは、ナチスはおろか連合国(とくに英国)や二重スパイによって、翻弄される。
 主人公の二人もやがて、正義の境界に狂わされる立場になる。

 これ以上書くと、ネタばれになるから、書きませんが、戦争という犯罪は、あらゆる人間を狂気に至らしめてくれる事を教えてくれる映画です。

 デンマーク史上初という、宣伝文句がやたら踊っていますが、それも納得できる傑作!。

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